最近話題のヌン活、その魅力は?

2022/07/07
内藤 みか

アフタヌーンティーが人気です。最近はアフタヌーンティーをすることを「ヌン活」とも言うようになり、ますます楽しむ人が増えている模様。その魅力はどんなところにあるのでしょうか。

小さくて可愛くて貴族

シティホテルなどで用意されているアフタヌーンティーセットは、たいてい、一口大のスイーツが10種類ほどが、台の上に乗せられ、それに飲み物が付いているもの。お店ごとや季節ごとにテーマが違い、チョコレート尽くしだったり、フルーツが多めだったりさまざまなパターンがあります。

このアフタヌーンセットは、小さめのスイーツが美しく並んでいて、SNS映えするのも人気の理由のひとつですが、何よりステキなのは、食べ終えるまで時間がかかるので、その間、ゆっくりお茶を飲みながらおしゃべりを楽しめるという点。ハイソな空間で贅沢な時間を過ごせることこそアフタヌーンティーの醍醐味と言えるでしょう。

個室貸切ヴァージョンも

筆者もアフタヌーンティーが大好きで、昨年はシティホテルの個室アフタヌーンティーをいただきました。客室からベッドを外し、大きめのテーブルとソファが置かれた個室でゆったりと窓の外を眺めながらノンアルコールカクテルを味わうと、それだけで幸せいっぱいに。なにしろ目の前にはスイーツがたくさんあるのですから、顔もにやけます。

個室は3時間滞在できたので、余った時間でちょこっとリモートワークもできて、オトクさ倍増でした。今まではスイーツのビュッフェスタイルも人気で賑わっていましたが、感染症の流行が起きてからは、あまり立ち歩かずにゆっくりできるアフタヌーンティーがより浸透していったのかもしれません。

プチ贅沢でリフレッシュ

『GINGER』2022年5月号には「今すぐできるQOLアップの第一歩」という記事があります。6人の女性たちが、より日々を充実させることを紹介しているのですが、そのなかのひとつにアフタヌーンティー体験がありました。

記事では、ホテルの部屋にアフタヌーンティーをルームサービスで届けてもらい、楽しんでいました。個室でいただくと、優雅さが高まりますし、周囲を気にせずゆっくり心ゆくまでお茶を楽しむことができます。こうしたプチ贅沢は、良いリフレッシュにもなるので、自分へのご褒美として検討する人も増えているようです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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