亀田製菓株式会社代表取締役社長COO・佐藤勇さんと、mastermind JAPANデザイナーの本間正章さんが、8日に都内で開催された「mastermind JAPAN × 亀田製菓コラボレーションセット」コラボ発表会&商品展示会に出席。意外過ぎるコラボ実現の経緯などを明かしました。
今回発売となったコラボレーションセット(Amazon/mastermind JAPAN店舗・取り扱い店舗の一部店舗で販売)には、50g 亀田の柿の種 辛さ30倍×マスターマインド、50g 亀田の柿の種×マスターマインド、FURIKAKIX<フリカキックス>、mastermind JAPAN×亀田製菓トートバッグ、mastermind JAPAN×亀田製菓フリカキックススリーブ、mastermind JAPAN×亀田製菓ステッカー金銀セットが入っています。亀田の柿の種、実際に食べてみましたが、辛さ30倍はなかなかパンチが効いています。普通の味がマイルドなので、交互に食べるのがおすすめです。手が止まりません。おつまみにもぴったり。
大衆米菓とハイエンドブランド。この意外なコラボのきっかけについて佐藤さんは、昨年に亀田製菓が発売した限定商品のパッケージに使用したスカルマークが、マスターマインドのスカルに酷似していると、マスターマインド側から連絡を受けたことを告白。本間さんは「内心、実はちょっとうれしかった」そうで、これをきっかけに本間さんがコラボを持ちかけ、今回の企画がスタートすることとなったのです。
実は、亀田製菓は新潟県に本拠地を置く企業で、本間さんも新潟県出身。「訴えてお金をもらいたいとか、そういうことも全く考えていなくて」と当時の思いを明かした本間さんは「新潟県人として、23年間、ブランドを頑張ってやってきているので、一つの昔からの夢で、新潟発ということではないですけども、亀田製菓さんといつかお仕事したいという思いをお伝えできればなということで、ダメもとで」と逆オファーを回想。
佐藤さんは大衆米菓とのコラボでマスターマインドのブランドイメージを損なわないか心配だったそうですが、その申し出を快諾したのです。
「亀田製菓さんのお菓子を、パリの展示会でも、『ハッピーターン』をはじめ、皆さんに喜んで食べていただいている」という本間さんの言葉に頬を緩めた佐藤さんは「50年ちょっと経つんですね。商品(=亀田の柿の種)を開発して。その間に、同じものを作っているわけではなくて、時代に合わせて非常に細かな改善・改良をして、今日があるんです」と発言。「したがって、今の柿の種は今の人たちにうまくマッチしています。そういう意味では、今回のコラボをきっかけにして、もしかしたら新しいお客様を開拓できるのかなあという思いがあります」とも話していました。