函館の人気店「函館麺厨房あじさい」が東京初出店 ここでしか食べられない限定ラーメン“ぶり節みそ”も登場

2023/01/27
マガジンサミット編集部

函館ラーメンを代表する人気店「函館麺厨房あじさい」が、期間限定店舗「ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート」第6弾店舗として1月24日(火)にオープンする。

東京ラーメンストリートは、東京駅八重洲側に広がる商業施設・東京駅一番街の人気スポットで、都内の人気店が集結。「ご当地ラーメンチャレンジ」は、「行きたくても行けない、食べたくても食べられない全国の有名店を『遠出をせずとも東京の玄関口である東京駅で全国の名だたる名店の味を気軽に味わっていただきたい』」という思いから立ち上がったプロジェクトで、全国のご当地ラーメンを約100日ずつ、第1弾~第7弾まで総実施期間25カ月の限定で実施している。

第6弾店舗となる「函館麺厨房あじさい」は、函館ラーメンを代表する人気店。三代にわたり90年以上の歴史を誇る老舗であり、函館ラーメン文化の歴史と伝統を守り続けながらも、さらなる味の進化を追求している。

東秀一店主は「私はおかげさまで今年64歳になりまして、ちょうどこのお話を頂く少し前に、今年は何か趣向の変わったことをやりたいなと思っていました。もう年も年なので、そろそろ世代交代に向けてという時に(今回の)お話を頂いて、即決させていただきました」と出店の経緯を語る。

東京はこれまでイベント・催事などでの出店経験はあるが、店舗を構えるのは今回が初。百貨店での催事出店で一日1400杯を販売した記録はいまだ破られていない。東店主は「東京ラーメンストリートという有名なお店ばかりの所で、わずか3カ月ですけど、勉強させてもらおうと思っていました。よろしくお願いいたします」と意気込む。

提供されるのは、函館の代表的ご当地ラーメンの塩ラーメン。その歴史は深く、早くから開かれた港町だったことからラーメンの伝来は日本で一、二を争う早さだったとも言われている。

「函館の塩ラーメンは、絶対にスープを濁さないというのが基本の条件」と東店主が語るように驚くほど透き通ったスープで、同店では北海道南産の昆布やホタテ、氷下魚などの各種海産物に豚骨、鶏ガラなどをじっくり煮込んで炊き出す。

また、函館ラーメンは基本ストレート麺だが、あっさりとしたスープにもよく絡むように少し縮れが入った、軟らかさの中にしっかりとした歯応えのある中細麺を使用。トッピングはチャーシュー、メンマ、味玉などシンプルながら、じっくりと味を染み込ませ、手間暇のかかった調理を行っており、煮卵は醤油ではなく塩で味付けをして、色を付けないこだわりを見せている。

ほか、東京駅限定メニューとして「ぶり節みその燻製チャーシュー麺」を販売。近年、函館でぶりの水揚げが増加している状況を受け、試行錯誤しながら開発した旨味たっぷりのブリパウダーに、時間をかけて燻製したチャーシューと味噌ベースのスープが調和した、ここでしか食べられない一杯となっている。

各テーブル、カウンターには同店のオリジナル調味料である蝦夷ラー油、蝦夷油胡椒が置かれており、終盤にこれらを使って味を変化させるのもオススメだ。

同店舗は、朝11時から夜11時(ラストオーダー夜10時半)までの営業で、4月19日(水)まで出店予定。

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