もう世界遺産周りや、お城周りに飽きたというあなたに、「モグラ駅」に「神社駅」、「一般人は駅から降りれない」など、全国にある変だと話題になっている駅周りは如何ですか?
今回はそんな変な駅をご紹介します。
日本一モグラ駅(JR東日本上越線・土合駅)
土合駅の下り方面地下プラットフォームから、駅の出口へたどり着くためには、500段弱あまりの階段を登り切らなければならない…エレベータのない駅、標高差およそ70mを歩かなければいけないのです。
http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=1035
湖の上にポツンと存在する駅(大井川鐵道・奥大井湖上駅)
急勾配を上るための鉄道システム・ラック鉄道はスイス・アメリカで実用されはじめ世界に広まっていますが、現在日本でこのアプト式列車に乗ることができるのは、『大井川鐵道の南アルプスあぷとライン』だけというレアなもの。奥大井湖駅を出発すると、湖に浮かんでいるような大自然を360度体験できる景色だと話題です。
http://oigawa-railway.co.jp/abt
周りに何もない駅(大井川鐵道・尾盛駅)
周りに誰も住んでいない、道路もない、鉄道しかない…しかも熊が出るから「降りないでください」なんて車掌さんが言うとか言わないとか…秘境中の秘境とネットでも話題に。
http://oigawa-railway.co.jp/abt
改札の外に出られない駅(JR鶴見線海芝浦支線・海芝浦駅)
駅舎という感じの建物は、東芝京浜事業所の入り口で、駅を出たら、もうそこは東芝の工場なんです。しかし駅のすぐ横は京浜運河で眺めもよく憩いの場所、海芝公園として開放しています。対岸の工場群が良く見え、なかなか眺めの良い場所であると、密かな人気なのです。
http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=253
駅舎が蕎麦屋(JR西日本・亀嵩駅)
映画『砂の器』のロケ地としても知られる駅ですが、驚くのは駅舎がそば屋を兼ねていること。駅長が店長も兼ねているという、珍しいスタイルの駅としても有名。店内のあちらこちらに有名人のサイン色紙が並べられているのも遠くから訪れる理由の一つだとか。
http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0641809
駅舎が神社?(JR西日本木次線・出雲横田駅)
- 男の隠れ家
Fujisan.co.jpより
宮造りの駅舎の玄関には、大社風の太いしめ縄が張られているので、神社と間違ってしまうほど。神社ではないと言いながらも、ヤマタノオロチにとらわれていたクシナダ姫を祀る稲田神社にちなんだものが、駅の構内に表示してあります。
http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0641810
足湯のある駅(JR九州旅客鉄道・由布院駅)
温泉地として有名な大分ならでは、駅のホームには足湯が完備。つい気持ちよくて次の電車にしましょうか…なんてこともあるとかないとか。足湯券(160円)を購入すれば、足湯券自体が絵はがきになっていて、オリジナルのタオルがついてくるそうです。
http://www.jrkyushu.co.jp/railway/station/1191928_1601.html
最近、ネーミングライツで『銚子鉄道』がメディアやネットで話題を集めたり、全国各地の珍しい駅に行ってきましたという旅行日記ブログが話題になったりと、今、駅が密かに熱いんです! 是非次の旅行をどこにしようかと考えている方、ちょっと変わった駅をめぐる旅などはいかがでしょうか?