この記念日いる?7月8日は勇気ある行動がチャンスになる?

2018/07/24
naokiyama

1月5日「イチゴの日」、6月9日「ロックの日」、8月17日「パイナップルの日」……。語呂合わせ的な記念日がたくさんあるが、なかには「コレを制定してどうするんだ?」と疑問に思うものもあったりする。

マジメに啓発しようと思ったのか、はたまた、ただのノリなのか。今回はそんな不思議な記念日の一つ、7月8日「ナンパの日」を調べてみた。異性の出会いが激しくなる夏直前の時期、いったいどのように活用すればいいのだろうか。

きっかけは雑誌『ポパイ』だった?

例にもれず、「ナンパの日」は「7(なん)8(ぱ)」の語呂合わせにちなんだもの。もともと男性向けファッション雑誌『ポパイ』が提唱したもので、どうやら前日7月7日の七夕に出会いがなかった人を後押しするものとして誌面上で提唱されたようだ。こうした背景を考えると、ある意味、男性向けファッション雑誌から男性読者に向けた、遊び心ある記念日といえるだろう。

リアルより仮想空間にハマる若者男子

男性にとっては勇気をもらえる記念日だが、女性からすれば、もしかしたらはた迷惑な記念日かもしれない。とはいえ、この記念日を受けてナンパにくりだそうという男は少ないだろう。というのも、昨今は女性に興味がない「草食系男子」が多く、好きな女性に告白するどころか、男同士でいたほうが楽しいという時代。

実際、某結婚紹介会社が行ったアンケートによると、25~34歳の男性の3人に1人は女性との交際経験がなく、男女の関係にもなったことがないという。最近では、「VRカノジョ」という成人男性向けのアダルトゲームなども出始め、仮想空間のカノジョに夢中になっている人がいるのも事実なのだ。

ナンパで気をつけるべきポイントは?

とはいえ、生身の女性と会話を楽しみたいという男子も多いだろう。実際、ナンパで女性と親しくなるにはどうすればいいのか。テレビなどにも出演しているナンパ塾学長の草加大介氏の著書によれば、「勝負は2分」「ほめ言葉を多用せよ」「ナンパはスピートとタイミング」とあるように、ある程度のスピード感が求められるようだ。

また、若者男性向けメディアのアンケートによると、20~30代女性の多くは、好印象に感じる男性の特徴として「清潔感」「よく笑う人・笑顔」を挙げているという。こうした結果から想像するに、女性に声をかけるときは、警戒心を抱かれないよう、清潔感ある身だしなみ・表情を心掛けたほうがよさそうだ。

同氏の本にも「最初の一言で女性に悪い印象を与えたら成功率は激減する」という一文を見つけた。この世の中に必ず成功するというセオリーはないのかもしれないが、それでもこの言葉からもわかる通り、ナンパを成功させるには、女性の印象をつかんでおくことが必要なのかもしれない。

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naokiyama

元雑誌の編集担当。政治、経済等。

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