サッカー界の熱男、松木安太郎が東京Dで人生初の始球式!「働き方改革」応援団長としてPR

2019/09/03
Shoichi Sato

「今日の西川はグローブに糊がついてますね」、「レッドカード3枚くらい必要だ、これ」、「ボールは疲れませんから」、「PK!PK!」、「ガーッと行ってドーン」。サッカー日本代表戦などにおいて、耳に残る解説をすることでお馴染みの松木安太郎さんがなんと、サッカーではなくプロ野球のマウンドへ。

東京ドームで8月27日に行われた読売ジャイアンツ対広島東洋カープ戦。当日は「働き方改革ナイター」として、「働き方改革」応援団長の松木さんが始球式の大役を務めました。

松木さん登板の前にオーロラビジョンに映し出されたのは、働き方改革PR動画。「厚生労働省では中小企業、小規模事業者の皆様の働き方改革への取り組みを支援中!」というメッセージとともに松木さんのインタビューが流れます。松木さんは動画内で「企業の働き方改革が加速するように、熱い想いを込めて、精一杯投げます」と宣言。球場のボルテージも上がってきました。

続いてセカンドベース後方に登場したのが明治大学・男子チアリーディング「ANCHORS(アンカーズ)」。世界で6チームしかない、男子だけで構成されたチアリーディングチームです。鮮やかな緑の芝生の上を縦横無尽に駆け回る明大生。パートナースタンツやピラミッドなどの大技が次々と繰り出され、球場は大盛り上がり。

渾身の一球はワンバン、空振り!?

さて、熱気溢れるマウンドに、満を持して上がった松木氏。肩をぐるぐる回すなど入念なウィーミングアップ。マウンド後方では先ほど演技を終えたばかりの応援団「ANCHORS」の面々が固唾を飲んで見守っています。

かつての松坂大輔を彷彿させるような、ワインドアップモーション。胸を大きく張り、力強く右腕を振り抜きました。ボールは緩やかな放物線を描き、ベースでワンバウンド。しかし、無事キャッチャーミットに収まりました。

松木さんはまるで0対1、8回2死満塁のピンチで登板したセットアッパーが4番打者を三振に切って取った時に出るようなガッツポーズを披露。何度も拳を突き上げグラブを叩き、悠々と1塁ベンチを戻って行きました。

「生まれて初めての始球式。ピッチングも小学校低学年の時以来じゃないかな」と松木さん。ワンバウンドした投球内容については「ちょうど良いところで落ちたでしょ。俺的には空振りストライクだよ」と、サッカー解説さながらの感想を口にしました。

また、働き方改革については「全ての人が楽しく素晴らしい仕事をできるように、これからも応援していきます」と語りました。

プロ野球はいよいよペナントレース大詰め。サッカー日本代表はW杯アジア2次予選を控えます。仕事に追われている皆さん、ぜひとも定時退社でスポーツ観戦を!!

この記事が気に入ったらいいね!しよう

Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

Shoichi Satoが書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop