タピオカだけじゃない、台南は美食の宝庫! 台南市長がアピール

2023/12/21
Shoichi Sato

12月14日、台南の農水産物の輸出拡大や台南への観光需要を高めるため、「台南農水産物プロモーション交流会」が大阪・なんばで開催されました。台南市長・黄 偉哲(コウ・イテツ)氏も登壇し、卸売業やスーパー関連業者、メディア関係者に向けて、台南市の農水産物の魅力と品質の良さをアピールしました。おいしい台南グルメを楽しみながら、終始和やかな雰囲気で行われた交流会の様子をレポートします。

フルーツ、養殖魚、台南の多彩な農水産物

台南市は、台湾の南西部に位置し、「台湾の小京都」とも呼ばれるように、歴史駅な建造物と現代的な街並みが共存しています。また、自然も豊かで、一年を通して温暖で過ごしやすい気候が特徴です。その恵まれた環境を活かし、古くから農業や漁業が盛んにおこなわれてきました。交流会の中では、台南の代表的な農水産物が紹介されました。

台南の代表的な農産物といえば、やはりフルーツ。3月から4月にかけては甘みと酸味のバランスが抜群のパイナップル、6月から7月はジューシーなマンゴー、8月から9月の間にはふっくらとした果肉が特徴の文旦など、日本でもメジャーなフルーツが旬を迎えます。会場では台南産マンゴーをのせた豆花(トウファ)が参加者に提供され、濃密なマンゴーの甘みとツルっとなめらかな豆花の舌ざわりが絶妙で、思わずおかわりをする人の姿も見られました。

水産物でいえば、鯛によく似た「ティラピア」という淡水魚や、真っ白な身が特徴の「サバヒー」という魚が台南の特産品なのだそう。どちらも日本ではあまり聞きなれない名前ですが、いずれも台湾ではポピュラーな魚。特にサバヒーの養殖は台南で300年以上の歴史があり、お粥に入れたり、焼き物にしたりと、昔から老若男女問わず食されているといいます。最近では輸出やお土産需要を見込んだ加工品も増えており、会場では、「サバヒーチップス」や「サバヒーフレーク」といった商品が展示されていました。

このほか、会場の展示エリアには20以上の卸業者や流通業者が台南から参加し、特産品や人気のお土産品を紹介していました。台湾スイーツとしておなじみのパイナップルケーキをはじめ、マンゴーやグアバなどのドライフルーツ、ゴボウ茶、黒豆茶、台湾一の生産高を誇る観葉植物・アンスリウムなど、台南の代表的な農水産物や加工品がズラリ。参加者は試食をしたりパッケージを眺めたりしながら、それぞれの商品に興味を示し、商談も活発に行われている様子でした。

絶品!台南グルメを実食

会場では、人気の台湾カフェ・台湾甜商店とコラボした、台南の農水産物が楽しめる特別メニューが提供されていました。おなじみのタピオカドリンクには、文旦柚子茶から作られたフルーツティーを使用。甘酸っぱさと爽やかさを感じるフルーツティーと、モチモチのタピオカの相性がたまりません。

こんがりと揚がったトーストに具だくさんなシチューを入れ込んだ「棺桶パン」は、少々物騒な名前ですが、台南ではB級グルメとして知らない人はいないほど人気のメニューなのだとか。ザクっとしたトーストと濃厚なシチューの組み合わせが病みつきになりそう。

また、黄台南市長も「日本の皆さんにもおいしく食べてもらえるはず」とおすすめするのが、「ゴマ混ぜ麺」。台南では黒ゴマを使った料理も日常的に食べられているそうで、豊かに香る黒ゴマがあとを引くおいしさでした。

黄市長は「台南は、どの時期に来ていただいても過ごしやすく、それぞれの季節によっておいしい旬のものをご提供できます。人気イベント『台湾ランタンフェスティバル』も、2024年は台南での開催が決定しています。ぜひグルメ、景色、カルチャーを楽しみに、台南市にお越しください」と、今回の交流会をきっかけに台南への関心を高めてもらい、観光に来てほしいと呼びかけました。

台南にあまり馴染みがない、台南のことをよく知らないという人も、種類豊富な台南グルメの中から。お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

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Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

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