子供の頃見たジブリアニメに出てくる「ジブリ飯」を食べてみたいと思ったことはありませんか?ジブリ飯は家庭でできる料理を元に描かれたものが多く、意外にも簡単に再現ができます。
今回はそんな憧れのジブリ飯をいくつか再現してみました!
・サツキの弁当【となりのトトロ】
引用:https://www.ghibli.jp/works/totoro/
「となりのトトロ」にでてくる、サツキがメイやお父さんのために母親の代わりに作っていたお弁当です。
作り方は簡単です。材料は白米に梅干し、シシャモ、緑の部分はグリンピースになります。そしてサツキがスプーンですくいあげ、ご飯にかけているのは桜でんぷんです。これらの材料を写真のように盛り付けるだけ。味はというと…、正直美味しいとはいいがたいです(笑)
白米に梅干し、シシャモまではいのですが、グリンピースと桜でんぷんは、はっきり言って合いません。
桜でんぷんが甘すぎます。本来、桜でんぷんの使い道として、散らし寿司などの彩を兼ねて少し散らす程度でいいのですが、今回のお弁当には少し入れすぎてしまったのでしょうか。結論、サツキの弁当はあまり美味しくなかったです(笑)
・厚切りベーコンと目玉焼き【ハウルの動く城】
引用:https://www.ghibli.jp/works/howl/
「ハウルの動く城」でカルシファーの火で焼いた厚切りベーコンと目玉焼きです。
作り方は簡単です。厚切りベーコンと卵をフライパンで焼くだけ。料理が下手な人でも簡単にできます。味は間違いありません。目玉焼きと厚切りベーコンは相性抜群。ただ火がカルシファーではないところが最限度に欠けるところでしょうか。
・ラピュタパン【天空の城ラピュタ】
引用:https://www.ghibli.jp/works/laputa/
「天空の城ラピュタ」で迷子になった洞窟の中でパズーとシータが卵焼きを半分にして食べる通称ラピュタパンです。パズーが目玉焼きを吸うようにして食べていたのが印象的の料理です。
目玉焼きをパンに載せただけなのに作品の中ではどうしてあんなにおいしそうに描けたものでしょうか。そこがジブリのすごいところですね。
ラピュタパンを再現するにあたりヒントがパズーの食べ方です。パズーが目玉焼きを吸うようにして食べていたのは目玉焼きが半熟だったからと考えられます。
実際に半熟の目玉焼きをパンに載せて食べると、パズーになりきれます。というより誰もがパズーになってしまいます(そうでもしないと半熟目玉焼きが零れ落ちます)。
味はもちろんgood。パンと目玉焼きの相性は抜群です。ラピュタパンと一緒に先ほどの厚切りベーコンと卵焼きを一緒に食べると最高です。
・おソノさんのミルク粥【魔女の宅急便】
引用:https://www.ghibli.jp/works/majo/
「魔女の宅急便」でキキが体調を崩した時におソノさんが作ってくれたのがミルク粥です日本ではなじみのないミルク粥ですが、海外では定番の家庭料理です。
ミルク粥は、みじん切りにした玉ねぎをバターで炒め、そこに牛乳と水1:1で入れ、ひと煮立ちさせます。煮立ったらお茶碗一杯分のご飯と鶏ガラスープの素小1杯入れ、さらにひと煮立させて完成です。
味は、長崎ちゃんぽん麺のスープに近く、優しくもしっかりと味付けされており、とても食べ応えのある料理でした。個人的に今回つくったジブリ飯で一番おいしかったです。
子供の頃、憧れだったジブリ飯。意外と簡単に作れてしまうので時間がある人はぜひ作ってみてください。