桜えびとしらすの紅白丼など、日本橋の15店舗×しずおか中部5市2町の名産品特別メニュー企画「日本橋 しずおか食堂」が11月8日より開催

2024/10/31
マガジンサミット編集部

静岡県中部5市2町(静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町)は、東海道の起点である東京・日本橋の名店15店において、 日本で唯一水揚げされる「駿河湾」で捕った「桜えび」や、「用宗港」でも盛んに漁獲が行われている「しらす」、徳川家康が好んだ「わさび」「折戸なす」など、しずおかの旬の食材を使用したメニューを提供する交流企画「日本橋 しずおか食堂」を、2024年11月8日(金)~12月8日(日)の期間限定で開催する。

「日本橋 しずおか食堂」は、東海道や街道で結ばれた静岡県の「5市2町」の食材を、東海道の起点である東京 日本橋の名店に提供し、産地直送の「しずおか食材」を使った絶品メニューを堪能してもらう企画。料理を通して5市2町を知ってもらい、興味を持ってもらった方に圏域に足を運んでもらうことを目指している。2021年より実施していて、今回で4回目となる。

10月29日(火)にはメディア向け発表会・先行試食体験ツアーが実施され、参加している15店の内、5店で試食および料理人からの説明が行われた。

本格的な懐石料理を味わえる「日本橋ゆかり」ではこの日、コース料理の一部として静岡の食材を使用した4品が提供された。秋漁で揚がった桜えびとしらすを合わせた「紅白丼」はこの季節ならではの味わい。

折戸なすと自然薯は、だしが美味しい揚げひだしに。島田市の新たな特産品として親しまれているホホホタケにはあぶりホタテが添えられ、静岡市産の本わさびで味わう刺身仕立て。お口直しには、トマト、ホホホタケ、自然薯をゼラチン状にし、上にゆずのペーストがかけられたデザートで、トマトでありながら食べていく内に和を感じる一品となっている。

イタリアン「Da GOTO」では、焼津市直送の桜えびとホホホタケを贅沢に使用したスパゲティが振る舞われた。生の桜えびをオリーブオイルで香ばしくソテーしたところに、オリーブオイルを吸わせるようにホホホタケをソテーしたソース。最後に皿に盛ってから、香ばしく炒ったパン粉をかけて、食感と香りのアクセントがプラスされたスパゲティ。イベント期間中はアラカルトでワインとともに楽しむことができる。

江戸前鮨の「日本橋 蛇の市本店」は、創業当時から赤酢と塩だけのシャリを使っているというシャリへのこだわりがある寿司店。期間限定の寿司として、駿河湾で揚がった新鮮なしらすや桜えびを贅沢に使用した軍艦巻、島田市産の天然はちみつのやさしい甘みを隠し味にした甘さ控えめないなり、甘くないシャリに合うようわさびを使用したかんぴょう巻が提供される。

この日はそのほかに、かまぼこやはんぺんを製造・販売する「日本橋 神茂(かんも)」による、由比の桜えびを使用したさつま揚「由比の桜えび蔵」、一汁三菜をコンセプトに本物の鰹節やだしをカジュアルに味わえる「日本橋だし場 はなれ」による、折戸なすと桜えびをふんだんに使用した「生姜香る折戸なすと桜えびの炊き込みご飯」を取材させていただいた。

今回取材した店舗以外でも、静岡県の食材を使用したさまざま料理が振る舞われる。開催期間に日本橋付近を訪れた際には立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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