日本とフランスの融合を体現し、「ミシュランガイド東京」でも一つ星を獲得している日本料理店「乃木坂しん」が、2023 年9月8日よりリニューアルオープンすることとなりました。また、9 月 20 日(水)には同店が監修した鰻会食を一日 10 食限定で提供する「鰻の刻(うのとき)」もオープンとなります。
「乃木坂しん」
「乃木坂しん」は、料理人の石田伸二氏とソムリエの飛田泰秀氏により2016 年に開業。故郷である徳島を中心に厳選した食材を使用した石田氏の料理に、飛田氏がセレクトした世界各国のワインや日本酒を高いレベルで合わせているのが特徴です。
開業当時まだ珍しかった日本料理のコースにワインをペアリングさせるスタイルは注目を集め、開業わずか半年で「ミシュランガイド東京」にて一つ星を獲得。ミシュランと並ぶフランス発祥のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ 2018 年版」でも3トックの高評価で掲載され、2022 年版では飛田氏が年間ベストソムリエに選出されました。
「出会い」をコンセプトにリニューアル
「乃木坂しん」は、2023 年 6 月半ばにリニューアルのために休業。この度、9月8日よりリニューアルオープンとなりました。
リニューアルコンセプトは、「出会い」。会食料理のある風景とワインボトルが自然に融合する現代の数奇屋造りに生まれ変わり、食材やそこにまつわる人・モノ・コトとの出会いの場となる店舗を目指していきます。
店舗のデザインはパリの人気建築設計事務所「Atelier ÈS(アトリエ エス)」が担当。また、内装は高い評価を得る「板井工務店」が務め、左官を担当した職人は国宝級の修復工事を手掛けた京都の「久住左官京都」の久住誠氏が担当しており、一流の仕事人たちが集結し、リニューアルを行っています。
店舗デザインは細部にまでこだわっており、カウンターと土壁の境目の見切りには「銀杏面」を、建具や家具の角や額縁には「ひょうたん面」を採用。さらにカウンターの一枚板の天板は三重県の伊勢の森本から搬出された樹齢 300 年以上の天然の伊勢檜の板を使用するなど、店内の隅々にまでこだわりのデザイン、素材がちりばめられています。
鰻の刻
今回のリニューアルに合わせ、「乃木坂しん」が監修した「鰻の刻」が9 月 20 日(水)にグランドオープン。「鰻の刻」では、通常、淡水で育てられる鰻を海水で育てるという珍しい天草藍うなぎを使用した鰻会席を提供。鰻を様々な料理に仕立て、コース仕立てで提供します。
料理から店舗デザインまで一流の仕事が融合した「乃木坂しん」。今回のリニューアルを機に訪れてみてはいかがでしょうか。店舗の詳細は以下の通りです。
乃木坂しん
・住所:東京都港区赤坂 8-11-19 エクレール乃木坂 1F
・営業時間:17:30~23:00(最終入店 21:00)
・定休日:毎週日曜 その他不定休あり
・料金:おまかせ 25,000 円~(ミネラルウォーター込/税・サービス料 10%別)
ワインペアリング 12,000 円~
・座席:18 席
・予約:03-6271-0086 もしくは WEB(https://www.nogi-s.com/)
・公式 HP: https://www.nogi-s.com/
・備考:季節や仕入れ状況により追加料金(5,000 円~10,000 円)をいただく場合がございます。予算がお決まりの場合は事前にご相談ください。
鰻の刻
・住所:東京都港区赤坂 8-11-19 エクレール乃木坂 1F
・営業時間:11:30~14:00(最終入店 13:30)
・限定数:10 食
・料金:9,680 円(税サ込)
・予約:070-3981-9544
・公式 HP:https://www.instagram.com/uno_toki/