就寝前絵本のススメ!就寝前のスマホをやめて絵本に変えると…

2018/05/04
N田 N昌

就寝前のスマホは睡眠やお肌のために良くないという話をよく耳にいたします。先日、株式会社ファンケルが行った調査によると、25歳から34歳のアラサー世代が他のどの世代よりスマホ依存が高いとのこと。さらに、このアラサー女性群は、寝る直前までスマホを使用。就寝までの使用時間は平均で約34分、長い時は約80分も使用しているとのこと。それだけの時間、あの悪名高いブルーライトをすっぴんで浴びているのでございます。

ただ、スマホを見ることで精神的に癒されているところもございます。とはいえ!でございます。眠りの質、肌のことを考えると、他の癒しの方法を試してみる価値はあるのではないでしょうか…。

そこでオススメさせていただくのが、睡眠前の“読書”でございます。あのビル・ゲイツ様もバラク・オバマ前大統領様も自律神経を整え、質の高い睡眠をとるために、就寝前に紙の本での短時間読書を実践されていたそうでございます。

ただ、先日も「五割以上の大学生が読書時間ゼロ」というニュースがございました。読書は苦手という方も多いと存じます。そこで、小生がオススメいたしたいのが、“就寝前絵本”でございます。絵本ですと読書が苦手な方でも問題ないかと…。さらに、絵による癒し効果も高いのでございます。すでに実践されているキャリ女もけっこういらっしゃるとか。是非、お試しくださいませ。

ちなみに、オススメの絵本がこちら。

「星につたえて」(文:安東 みきえ 絵:吉田 尚令)

最近話題の癒し系大人絵本でございます。とにかく絵が癒されます。ストーリーも癒し系、完全に大人向けでございます。大人絵本に興味をお持ちの方は、是非、入門用にお試し頂きたい絵本でございます。

内容はというと、ひとりぼっちのクラゲとひとりぼっちで旅するほうき星の切ない物語でございます。読んだ後、優しい気持ちになれること間違いナッシングでございます。そして、もう一冊。

「きょうはそらにまるいつき」(作:荒井 良二)

こちらは、就寝前に読んでもらうために描かれたような絵本でございます。少し前に、読むと絶対眠れる「おやすみ絵本」が話題になりましたが、こちらは大人が夜、寝る前に読んで癒される絵本でございます。

“読んで”と書きましたが絵を眺めているだけで癒されます。何度見ても飽きません。見るたびに新しい発見があったり、その時の気分によって感じ方が変わってきたり、そんなチョベリグーな絵本でございます。日本絵本賞の大賞も受賞されております。

ちなみに、荒井様は、ボローニャ国際児童図書展特別賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞など、世界的に高い評価を受けている人気作家様でございます。夜、様々な場所で様々な人たちの上で輝いている月が描かれているだけ…。だけど、読み進めていくと「自分は一人じゃあないんだな」と安心感が心に浸みてくるのでございます。

典型的な癒し系でございます。孤独感を感じている大人ほど、癒されること間違いナッシングな大人絵本でございます。是非一度、騙されたと思って就寝前にご体験くださいませ。

(文:N田N昌)

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N田 N昌
この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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