一昔前に人類が思い描いたロボット達が活躍する未来の世界。そこではロボット達が人間に混ざって様々な仕事や家事などを手伝ってくれる様子が想像されていました。しかし、現在ではもはやそんな世界が訪れるのもそう先の事ではないかもしれません。
ソフトバンクロボティクス株式会社は、2019 年12 月5日に開業する商業施設「東急プラザ渋谷」に、「Pepper PARLOR(ペッパーパーラー)」をオープン。なんとそこでは、様々なロボットが人と共に働き、お客さまをおもてなしするというのです。
「Pepper PARLOR」は、ソフトバンクロボティクスが 運営する初の飲食店となり、未来の雰囲気を感じられるとともに、おいしくて居心地の良いカフェとしての魅力も兼ね備えたプレミアムパーラーとなっています。
Pepper PARLOR
「Pepper PARLOR」は、ソフトバンクロボティクスが“人とロボットの共生”を気軽に体感し、ロボットの進化、ロボットと暮らす未来を楽しめる空間を目指したカフェ。ロボット達が店内のさまざまなシーンで活躍します。
また、店内は木や石、土などの天然素材を使用しているので、ロボットがいながらも「自然」を強く感じられる空間に。照明やイス、ソファにもこだわり「人がロボットと共にくつろげる」場所となっています。
そして、提供されるのは「世界を旅するグルメ&スイーツワッフル」をコンセプトとしたメニュー。海外旅行のような非日常感を感じられるここでしか味わえない創造的なメニューを用意。食材にもこだわり、ビーガンメニューもラインナップされています。
今回「Pepper PARLOR」に関わったのはブランディングプロデューサーの柴田陽子氏やデザイナーの森田恭通氏、シェフの米澤文雄氏、左官職人の久住有生氏、グリーンアーティストの尾藤祐子氏など、国内外で活躍する著名なスペシャリストたち。ロボットのプランニングはソフトバンクロボティクスの蓮実一隆氏が担当しています。
「Pepper PARLOR」についてソフトバンクロボティクス 取締役・蓮実一隆氏は以下のようにコメント。
「私たちは『情報革命で人々を幸せに』というビジョンの下、さまざまなロボットを世界に送り出してきました。そして、人生 100 歳時代におけるライフスタイルを提案する新しい『東急プラザ渋谷』は、そんな私たちのロボットを体験していただく最高の場所になると思います。『Pepper PARLOR』のおいしい食事と、上質な空間の中で、人とロボットが共に暮らす未来のワクワク感を皆さまにも感じていただけるよう、日々挑戦していきたいと思います。」
ロボット達が働く「Pepper PARLOR」。いったいどのような接客をしてくれるのか、今から楽しみです。