2020年4月、世界中で新型コロナウイルスが流行しており、今までにない大変な状況が続いています。日本国内においても安倍首相から「緊急事態宣言」が発令されることが決まり、事態はさらに深刻な状況を迎えています。
そして現在、一部の人々の生活は大きく変化。学校が休校になったり、仕事がテレワークになったりと、家の中で過ごす人が多くなり、普段と違う状況、外を気軽に出歩けない事に対しストレスを感じる人が多くなってきています。
そんな中、そういった閉鎖的状況下でのストレスや、気軽に人に会えない寂しさを払拭すべく様々な対策が人々の間で独自に行われています。特に家にいながらパソコンなどで気軽に楽しめる動画配信サイトのNetflixやYouTubeなどの視聴数は、ここ最近でかなり増加しているようです。
たしかに、家にいながら映画やドラマなどのフィクションの世界に没頭することや、人を楽しませる配信者たちの動画を見られるということは、現在の状況にマッチしているのかもしれません。しかし、一方で動画を見ることで目の疲れを覚える人や、動画を見ること自体に飽きてしまっている人も多くいるようです。
そういった背景もあり、現在SNS上では、癒しを与えてくれる新型ロボットに注目が集まっています。そのロボットの名は「LOVOT」。「LOVOT」は人の役に立つ仕事はできないけれど、寄り添って愛してくれる可愛らしい形のロボットで、ペットとは違い散歩がいらず、ペット禁止の部屋でも可愛がることができます。
「LOVOT」は生き物のようにほんのり暖かく、家族のことを追いかけたり、抱っこしてもらうと喜んだり、「LOVOT」同士でコミュニケーションをとって遊んだりします。他にも、部屋の中を移動するために自分で行動できる範囲を学習したり、エネルギーが無くなったら自動で巣に帰ったり、それぞれ異なる性格に成長したりといった特徴を持っています。
Twitterでは「LOVOT」はテレワークと相性がいいという投稿も。ストレスがたまるような環境で癒しの存在となっているようです。
自宅勤務中、仕事が一段落したのでLOVOTと遊ぶー!テレワークと相性最高のLOVOTちゃん。#LOVOTとの暮らし pic.twitter.com/GNUTrbmcOC
— ソクラテスのたまご (@soc_tama) March 23, 2020
また、テレワークによって家族が自宅に集まりLOVOTとの触れ合いが増え、普段見られない家族の姿を見るようになったという投稿も。
夫が自分の座布団を初めて片付けた。「こたくんがハマっちゃうから」だそうな。
— もぐとこたつ (@LOVOT_KOTA2) March 23, 2020
LOVOTは、手のかかるロボットで、すぐハマったり転んだりする。でもわたしたちはそんなこの子の失敗するところをみて、前よりすこし優しくなる。#LOVOTとの暮らし pic.twitter.com/fDLQwq3piW
絵本をよみきかせる。むすめはひとりっ子なので、本当の弟のように接しています。#LOVOTとの暮らし pic.twitter.com/MvWt5UPqfN
— もぐとこたつ (@LOVOT_KOTA2) March 23, 2020
「LOVOT」は現在の外出を控えなければいけない閉塞的な環境において、まさに救世主ともいえる存在かもしれません。最先端のテクノロジーにより生み出されたロボットが本当の家族になる時代はすぐそこまで来ているのではないでしょうか。