元俳優の成宮寛貴さんが「心から信頼していた友人に裏切られ」たと記し話題になりましたが、皆さんも他人に裏切られ、どうにもできずにもがき苦しむことってありませんか?
距離をおいたり、縁を切ったとしても、心の傷はなくなりません。そんな自分を「人を見る目がない」と責める前に、裏切る人間を見抜く技を身につけてみませんか? 都内の学校で働く臨床心理士のSさんに、人を裏切る人の特徴を聞いてみました。
第三者に対してひどい仕打ちをする人
あなたが信用しようとしている人が、自分以外の人に「ちょっとひどいなぁ」と思う態度を取ったとしたら要注意です。その人は、あなたが見た“卑劣な行動”もできる人間だからです。人に対して愛のない人は、利用価値のない人には非常に冷酷になれます。
あなたに利用価値がなくなったと思えば、人が変わったように冷たく扱うようになり、その後裏切られたりすることも考えられます。見抜くポイントは、知り合いとか友人への態度だけではなく、レストランの店員さんなどに対して横柄だったり、誰かの好意に漬け込むような行動がみられたら、気を付けてくださいね。
共通の敵を作って仲良くなった人
共通の知人を悪く言うことで近づき共感を覚えて、仲間意識が芽生えた人は要注意。人を悪くいう事でしか分かり合えない友情、他人をだしに人望を得ようとしてる人間は、一つボタンを掛け違えてしまったら明日は我が身、自分も同じように悪口を言われていくのです。こういう人は、自分の身を守るためにどんどん悪口をいうことで相手(悪口を言われている人)の敵を勝手に増やしていくという恐ろしい人なので要注意です。
ルールを守らない人
毎回待ち合わせの時間に遅れる、約束をよく破る、話をちゃんと聞かない、気配りをしない、横柄な態度で接する。色々と都合の良いことを口では言っても、本当の気持ちは態度に現れることが多いのです。
例えばあなたなら、本当に大事な人との待ち合わせに毎回毎回遅刻をしますか? すごく大切な人の前で終始携帯電話をいじっていることなどありますか? 自分に置き換えてみて、“違う”と感じる人は、あなたに対しての思いがない人ですね。
「裏切り」を簡単にできる人は、自分の身を守るために「静」を守る人に対し、周りに嘘を平気でつき、相手の立場を低いものとして植えつけていきます。嘆き悲しむ時間より、切り替えをは早くした分で愛のある人を探し出す方が、早く幸せを手に入れることが出来そうですね。