Bamboo Sparkを持って旅に出たい人が増えているという。直訳すると“爆竹”…まるで新手のファッションブランドのような名前だが、じつはデジタル文具。モレスキン手帳やトラベルノートが進化した感じのデジアナ手帳(スマートフォリオ)だ。
発売は昨年2015年の10月。家電系、ガジェット系の雑誌やメディアでは人気沸騰。SNSでは「これ!…欲しかった」や「ついに想い描く近未来がやって来た!」などと書き込まれ、注目度が高かった。
雑誌関係者の中でもこの商品を使っている人がとても多い。
最近では、テレビ東京【ほぼほぼ】の『ほぼほぼスマホ最前線!驚きの進化が続くスマホ機能をゆるめるモ!が大調査』にて紹介され、司会の山里亮太をはじめ、「なんだこれは!」と驚いた視聴者もいたと思う。
http://www.tv-tokyo.co.jp/smp/program/detail/23362_201606282535.html
便利すぎるぞBamboo Spark
「なんだこれは!」の理由は、Bamboo Sparkが“紙に書いた”文字や絵を、ボタン1つでデジタル化し、そのままEvernoteやDropboxといったクラウドサービスに取り込める機能にある。
ワコム Bamboo Spark: スケッチに挑戦
さらに、取り込んだデータは専用アプリBamboo Paperで共有・編集ができるため、手書きしたものをデジタルで修正・加筆も可能だ。
特筆すべきは、A5サイズノートや付箋、チラシ広告の裏紙。また紙が重なった状態(5㎜未満の厚さ)でも、ほぼ、どんな紙に書いてもデジタル形式で保存できることだろう。
さらには、1024段階の筆圧表現が可能で、描いたタッチがそのまま記録できるといってよく、デジタル上でのサインもより鮮明に再現できる。
ディズニーをはじめ、今や特殊効果が必要な映画やアニメ、漫画などの制作現場でかかせない世界的ペンタブレットの老舗、ワコム社の製品だけあり、ただ手書きメモを取り込むだけでなく、よりクリエイティブな作業が気軽に楽しめるのだ。
ミレンコさんの花園神社スケッチです。#Boomerang de boceto de Milenko Stevanovic en Hanazono Shrine. #imatonokyo #wacom #bamboospark pic.twitter.com/TtBCwAbrtR
— IMANO TOKYO (@imanotokyo) July 15, 2016
暑中お見舞いをデジアナ絵手紙で出すぞい!
例えば旅先でのスケッチなど、写真では表現できない想い出や臨場感を描いて、デジタルツールに保存。そのまま“暑中お見舞い”を送信することだってできる。絵具やスケッチブックなど、旅先では荷物になりそうなものから解放されるのも嬉しい。
また、旅行計画を直観的にメモして、そのまま旅仲間に拡散、デジタル上で共有し、意見交換やプランの練り直しなどにも便利だ。出張でもあるまいし、エクセルなどのビジネスツールで遊びの計画も記すのも味気ない。ワクワクした気分のような“感情”をデジタル化できるのもBamboo Sparkの特徴だ。
リアル×デジタルの融合が魅せる新世界
世間では『ポケモンGO!』が発売され地球的規模で騒動になっている。いよいよAR(拡張現実)を利用した新しいゲームや表現がブームになる兆しだ。これを機に現実世界とデジタルが融合した、さまざまな新しいデジタルツールが、今よりもっと身近な存在になるかもしれない。
さて、夏休み。旅先で、ひたすらモンスターを探して歩くもよし。Bamboo Sparkを使い、じっくり腰を据えて風景を描くのもよし。あなたは、どこで、どんなふうに新しい世界を体験しますか。
ワコム Bamboo Spark
http://www.wacom.com/ja-jp/products/mobile-accessories/bamboo-spark