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現地時間6月26日から28日にカリフォルニア州サクラメントで、X Games League(以下、XGL)が開催され、2日目に行われたスケートボード男子パークで、アメリカのギャビン・ボッガー(19歳)が91.33点をマークし、2位に5点以上の差をつけて優勝。自身通算2個目のゴールドメダルを獲得した。
今年からX Gamesは、4つのX Games Club(以下XC)に分かれて年間優勝を争うリーグ戦形式となり、今大会はその初戦となる。
X Gamesデビュー戦となった、スペインの15歳エゴイツ・ビフエスカが準優勝。3位はアメリカのトム・シャー(XCロサンゼルス・26歳)となった。今大会、男子パークに日本勢の出場者はなかった。
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初日に行われた女子パーク種目では、XC東京に所属するオーストラリアのアリサ・トルー(16歳)が92.66点をマークし、2位に7点差以上をつけて優勝。
イギリスのスカイ・ブラウン(XCサンパウロ・17歳)が準優勝、ブラジルのライカ・ベンチュラ(XCサンパウロ・19歳)が3位となった。
日本勢では開心那(XCロサンゼルス・17歳)が4位、長谷川瑞穂(XC東京・15歳)が6位。
アリサ・トルーは、2日目のバートベストトリックでも優勝を飾り、今大会で自身通算合計ゴールドメダル数を10個とし、スノーボーダーのリンゼイ・ジャコベリス(アメリカ)が持つ、X Gamesゴールドメダル女性最多記録の10個に並んだ。
【XGLとは】
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1995年にアメリカでスタートしたX Gamesが、今年新たにスタートさせたリーグ戦。今年3月にカリフォルニアで大々的にドラフトが行われ、4つのXゲームズクラブ(ニューヨーク、サンパウロ、ロサンゼルス、東京)が、スケートボードとBMXの選手を男女5人ずつ、合計10人を指名しチームを結成した。
各アスリートは個人として競うが、大会ごとに個人順位で得られるポイントを元にチームとしても戦う。1位は100ポイント、2位は80ポイント、3位は60ポイント、4位は40ポイント、5位は30ポイント、6位は20ポイント。シーズンを通してチームでの優勝を目指す形となり、優勝チームには50万ドル(現在日本円で約8000万円)が送られる。
2026年シーズンは7月4日から5日に千葉大会、7月24日から26日にかけてシーズン最終戦となるニューオーリンズ大会が予定されている。
XGLパーク種目は1人45秒のランを3回滑り、100点満点で採点。そのうちのベストランで順位が競われる。
【ノーパッド異端児、ギャビンが2度目の金/男子パーク】
男子パークの映像
(YouTube:https://youtu.be/pDDCMXM-G1M?si=NiBkqO2vsQcpyiL0)
男子パークはオーストラリアのキーファー・ウィルソン(19歳)、スペインのエゴイツ・ビフエスカ(15歳)、オーストラリアのキーガン・パルマー(23歳)、ブラジルのルイジ・チニ(XC SP・24歳)、アメリカのテイト・キャロウ(XC NY・21歳)、ブラジルのギー・クーリ(XC SP・17歳)、アメリカのトム・シャー(XC LA・26歳)、アメリカのギャビン・ボッガー(19歳)が出場。
※滑走順
以下、上位3人のランを紹介。
[トム・シャー]
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1本目は57.00点、2本目もミスがあり、後がなくなった3本目。
バーチカルにフロントサイドブラント、バックサイド540、ジャンプボックスをオーリーで越え、バックサイドテールスライド、ジャンプボックス脇のレールにフロントサイドテールスライド。
バックサイドリップスライド、フロントサイド360 ステイルフィッシュグラブでジャンプボックスを越えて、フロントサイドフィーブルグラインド、アーリーウープのバックサイドエア インディグラブ、ジャンプボックス越えのキックフリップインディ、フロントサイドスミスグラインド、フロントサイドリップスライド、最後はテールグラブエア フェイキーをフルメイクして、85.00点。
ラストランで3位に浮上し、ブロンズメダルを獲得した。
[エゴイツ・ビフエスカ]
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1本目にジャンプボックスでハードフリップインディ360や、インディ540、バックサイド540、キックフリップインディ、ジャンプボックス脇のレールにバックサイドKグラインドなどを決め、最後はアーリーウープのバックサイド360インディグラブで、86.00点を獲得。
2本目以降はスコアを伸ばすことができなかったが、スペインの15歳がX Gamesデビュー戦で堂々の準優勝。シルバーメダルをものにした。
[ギャビン・ボッガー]
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どんなコースであろうと、ノーパッドスタイルで知られるギャビン・ボッガー。1本目からレールを使ったフルメイクの滑りを見せて、88.66点で首位に立つと、2本目はさらに難易度を上げたランを見せる。
バーチカルにファストプラント、ワンフットオーリーでギャップを越え、フロントサイドステイルフィッシュ、キックフリップインディでボックスを越え。
フロントサイドエアから、ノーズグラブの360でジャンプボックスをクリアし、ミュート540、マドンナ、レインボーレールで50-50グラインド、バックサイドKグラインドフェイキーから、バンクtoバンクでハーフキャブ、ジュードー360などを決めると、最後はスイッチバックサイド360をフルメイク。
見るものを釘付けにするノーパッドランで、91.33点を獲得。自身2度目のゴールドメダルに輝いた。
【スイッチ女王が快勝/女子パーク】
女子パークの映像
(YouTube:https://youtu.be/homoBhDaHiw?si=DQoRjCJtO1r85EKk)
女子パークはブラジルのライカ・ベンチュラ(XC SP・19歳)、アメリカのブライス・ウェットスタイン(XC NY・22歳)、開心那(XC LA・17歳)、リリー・エリクソン(XC LA・16歳)、長谷川瑞穂(XC東京・15歳)、スカイ・ブラウン(XC SP・17歳)、アリサ・トルー(XC東京・16歳)、ヘイリ・シルビオ(XC NY・15歳)が出場。
※滑走順
1本目のランで86.66点を獲得したアリサ・トルーが、2本目では唯一の90点台となる92.66点を獲得。
イギリスのスカイ・ブラウンも2本目のランで85.00点を獲得するも、アリサが7点以上の大差をつけて優勝し、自身9個目(初日終了時点)のゴールドメダルを獲得した。
3位は女子では唯一レインボーレールを攻略した、ライカ・ベンチュラとなった。
日本勢では開心那が1本目から着実に得点を重ね続け、3本目のランではオーリーアップからのフロントサイドノーズグラインドtoリップスライドや、バックサイドノーズグラインド、女子では唯一となる、ジャンプボックス脇のレッジにフロントサイド50-50グラインドをメイク。
その後もバックサイドキックフリップなどを決める、フルメイクで80.00点を獲得して4位。
長谷川瑞穂は2本目のランで、バックサイド540やオーリーアップからのフロントサイドスミスグラインド、バックサイドブラントスライドなどを見せたが、最後はボルケーノに設置されたレールでのトリックを失敗してしまい77.00点。3本目も攻めの滑りを見せたが、6位に終わった。
[ライカ・ベンチュラ]
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1本目のランからフルメイクの滑りを見せた、ブラジルのライカ・ベンチュラ。
バーチカル面にバックサイドエア、コーナーをバックサイドスミスグラインド、フロントサイドスミスグラインド、オーリーで飛び乗り、フロントサイド50-50グラインド、ジャンプボックス越えのバックサイド360、フロントサイドフィーブルグラインド、フロントサイドエア、オーリーアップのフロントサイドリップスライド、バックサイド50-50から最後はレインボーレールを50-50グラインドでクリアすると81.00点。
最終的に3位で、ブロンズメダルを獲得した。
[スカイ・ブラウン]
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1本目のランで、フルメイクの滑りを見せて84.00点。
2本目ではさらにスコアを上げたランを見せる。
バーチカルにフロントサイドノーズグラインド テールグラブ、ディープエンドでマドンナ、さらにフロントサイドスミスグラインド、ジャンプボックスでキックフリップインディ、ジャンプボックスでフロントサイド360、フロントサイドクレイルスライド、ノーズグラブ540、最後はバックサイドテールスライドを決めるフルメイクの滑りで85.00点を獲得し、シルバーメダルを獲得。
[アリサ・トルー]
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1本目から86.66点で首位に立つと、2本目ではさらに他を圧倒する滑りを見せる。
いきなりバーチカルでマックツイスト、フロントサイド50-50ギャップオフ、フロントサイドテールスライド、ジャンプボックスでバックサイド360、フロントサイドスミスグラインド、バックサイド540、オーリーアップからのロールイン、バックサイドリップスライド。
フロントサイドノーズグラインド フェイキーアウトから、最後は伝家の宝刀スイッチマックツイストをフルメイク。
昨年6月に行われたソルトレイクシティ大会パーク種目では5位に終わったアリサだが、今回は誰にも真似できない、スイッチマックツイストを2本目で決めて92.66点を獲得し、通算9個目(初日終了時点)のゴールドメダルをものにした。
※2日目のバート・ベストトリックでも優勝し、最終的には通算10個。
【XGLサクラメント2026パーク男子リザルト】
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1位 ギャビン・ボッガー(アメリカ)–91.33
2位 エゴイツ・ビフエスカ(スペイン)–86.00
3位 トム・シャー(XC LA・アメリカ)–85.00
4位 キーガン・パルマー(オーストラリア)–84.66
5位 テイト・キャロウ(XC NY・アメリカ)–84.33
6位 キーファー・ウィルソン(オーストラリア)–84.00
7位 ルイジ・チニ(XC SP・ブラジル)–77.33
8位 ギー・クーリ(XC SP・ブラジル)–69.33
【XGLサクラメント2026パーク女子リザルト】
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1位 アリサ・トルー(XC東京・オーストラリア)–92.66
2位 スカイ・ブラウン(XC SP・イギリス)–85.00
3位 ライカ・ベンチュラ(XC SP・ブラジル)–81.00
4位 開 心那(XC LA・日本)–80.00
5位 リリー・エリクソン(XC LA・アメリカ)–78.33
6位 長谷川 瑞穂(XC東京・日本)–77.00
7位 ブライス・ウェットスタイン(XC NY・アメリカ)–73.66
8位 ヘイリ・シルビオ(XC NY・フィンランド)–66.00
文 小嶋勝美(スケボー放送作家)







