ハラハラドキドキがクセになる!生き様が感動を生む!オススメのリアリティー番組は?

2021/01/13
内藤 みか

動画配信サイトには、それぞれにオリジナル番組があります。そのサイトでしか観ることができないスペシャルコンテンツなので、その番組を観るために登録するという人も。注目されているのは、リアリティー番組です。

多様化するリアリティー番組

リアリティー番組というと恋愛がらみのものを連想しますが、近頃は料理や歌のバトルなどバリエーションも豊かになってきました。参加者から一番「いいね」をもらえなかった人が脱落するというSNS風のリアリティー番組「ザ・サークル」(Netflix)も、インフルエンサーになる大変さが伝わってきて、なかなか斬新な切り口でした。

私が最近気に入っているのは「インテリアデザイン・マスター」(Netflix)。学生寮や店舗の模様替えを任され、たった2日間で見違えるようなオシャレな部屋に変貌させ、その評価を競うという番組です。たくさんのアイデアに満ちているので勉強になるし、自分の部屋も改造したくなり、片付けも進むのです。

ステイホーム大賞は……

こうしたリアリティー番組は、ほとんどがシリーズとなっています。最終話まで観終わるまでには、10時間以上かかることもありますが、おうちにいることが多い昨今なら、楽しむ時間もたっぷりあるのかもしれません。

『MORE』2021年2月号には、エンタメアワード2020という記事で、ネット配信番組がアニメやドラマも交えて紹介されています。そこで「ステイホーム大賞」として大きく取り上げられているのは「バチェロレッテ」(Amazon Prime Video)です。

人間関係をウォッチ

17人の男性のなかから運命のひとりを選ぶという、逆バチェラー番組で、初代バチェロレッテとして登場した福田萌子さんのカッコよさは、多くの女性が惚れ惚れしました。私も参加男性の甘い部分をビシッと叱ったり、弱い部分を励ましたりと、その強さに憧れ、彼女が選んだラストにも共感してしまいました。

リアリティ番組は、ストーリーのあるドラマと違い、その人自身の生きざまが感動を生むので、いつもハラハラドキドキ、これからどうなるの? と心理を読みながら真剣に視聴してしまいます。人と出会うことがなかなか難しい今日この頃、オンラインでの人間模様のワチャワチャを眺めると賑やかな気分になって楽しめますよ。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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