「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズやNetflixの「今際の国のアリス」、そして「幽遊白書」の実写版の制作をすることでも話題になった、一流制作会社のROBOTが、運営を行うクリエイター育成プログラム「合志市クリエイター塾」が9月4日からスタート。
7年目となる今年は全国からオンライン参加が可能で、参加費は全6日間で1万円。8月13日まで参加者を受付中です。
9月4日(土)13:00〜から始まる講義では、ROBOTのクリエイティブ・ディレクターである清水 亮司氏とプロデューサー柳井 研氏を講師に、『クリエイターとは?』『映像で伝わるとは?』『映像制作の流れ』を考えるコンテンツとなっています。
詳細は「合志市クリエイター塾公式サイト」(https://koshi-creator.jp/)で発表されています。
一流クリエイターに映像制作について学べる機会は都心部にいたとしてもなかなかありません。その講座が3ヶ月間、しかも1万円で受けられるなんて、クリエイターにとってまたとない貴重なチャンスです。
初回の講義コンテンツのひとつ「映像で伝わるとは?」からもわかるように、検索したり本で調べれば身につけられる撮影テクニックではなく、「一流の背中を見て学ぶ」ような心構えを中心に学ぶことができます。
撮影や編集が一通りできるようになっても、映像をより良くするためのあと一歩がわからない人も多いのでは。そのコツをプロが言語化してくれるまたとない機会ですね。
これからクリエイターを目指す人やすでに映像制作をしている人だけでなく、映像に問わず発信をしている人にも学びの多い場となりそうです。
本取り組みは、熊本県合志市の地方創生施作として2015年にスタートしました。
合志市の荒木市長の「名産品を自分達で発信する風土を身に付けよう」という想いに共感したロボットが、プログラムを制作。これまで160名ほど合志市の市民クリエイターを輩出しています。
実際に、熊本の魅力を伝えるYouTubeチャンネルを解説した卒業生や、ナイキやAppleのウェブCMの制作に関わった卒業生など、活躍の幅を広げる市民クリエイターが何人も誕生しているそうです。
今年は、合志市だけでなく、石川県内灘町、青森県六戸町など自治体が共同開催しているのも特徴。地方の自治体も、地元の魅力を発信するノウハウや人材が枯渇しているそうです。自治体の魅力を発信するスキルが身につけられれば、仕事の幅も広がりそうですね。
このチャンスをお見逃しなく。