木村カエラ様の話題の絵本「ねむとココロ」を読む時に絶対BGMにするべき曲とは…

2018/05/14
N田 N昌

ファンの間では有名なお話だったようですが、木村カエラ様は絵本が子どもの頃から大好きで、絵本を出すのがずっと夢だったとか…。曲を作る際に、「この歌詞、絵本になったらいいなぁ」と考えながら書いた曲もあるとか…。例えば、カエラ様のアルバム「Scratch」に収録されている曲で、「ワニと小鳥」、「きりんタン」も、そんな曲だとか。

そんなカエラ様の初絵本というのがこちら。

4月22日に出版された「ねむとココロ」でございます。実は、こちらの絵本もカエラ様の曲とリンクしております。アルバム「PUNKY」の収録曲「BOX」がもとになっているとか…。

主人公のねむ君は、いつもモヤモヤ、モヤモヤ、そんな気分を抱えております。そんな気持ちをどうしたらいいのかわからなくなった時、出会ったのが、ココロちゃんでございます。そして、ねむ君は、ココロちゃんと心を交わしていくうちに、自分の心に必要なものは何なのか気が付く、そんなお話でございます。

ちなみに、このお話は、「BOX」の歌詞中の「これからもこの先も、わたしらしくありたい。キラキラワクワク、いつもしていたいから」、読者にこんな気持ちを持って欲しい…、そんな思いが込められているのでございます。

絵本「ねむとココロ」を読まれる際には、「BOX」を是非、お聞きくださいませ。。カエラ様のメッセージがより深く受け止められること間違いナッシングでございます。

そして、もう1曲、というかもう一冊。絵本からインスピレーションを受けて曲を作ることが多いというカエラ様が、影響を受けた絵本でございます。

「新装 ぼくを探しに」(作・絵:シェル・シルヴァスタイン 訳:倉橋 由美子)

こちらの絵本、どんなお話かというと…。主人公の“ぼく”が、自分に足りないかけらを探しに出かけるというお話でございます。シンプルな絵が特徴的な自分探しの絵本で、圧倒的に大人からの支持が高い絵本でございます。ちなみに、村上春樹様の翻訳でも有名な大人絵本「おおきな木」の作者の作品でございます。

この「新装 ぼくを探しに」には、カエラ様が描きたいと思っている世界観との共通点がたくさんある絵本なのだとか…。この絵本からヒントを得て作った曲もたくさんあるそうでございます。

ちなみに、この絵本の中にでてくる「かけら」が歌詞の中に登場する曲もございます。シングルにもなっております「ファミレド」でございます。是非、こちらもチェックしてくださいませ。

最後に…。

カエラ様は、初絵本のリリースに際して、こんなコメントをされております。

「普段絵本を手に取る機会がない方も、これがきっかけになれば凄くうれしい」

と…。普段絵本を手に取らない方、是非、「ねむとココロ」を手に取ってくださいませ。そして読み聞き比べてくださいませ。

(文:N田N昌)

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この記事を書いた人

N田 N昌

放送作家・ナンセンス絵本マニア 「有田とマツコと男と女」「レゴニンジャゴー(アニメ)」 「天才テレビくんMAX」「小島慶子のオールナイトニッポンGOLD」 など、テレビ・ラジオ番組の構成脚本を担当。

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