漫画好きに刺さる!漫画コーナーに置いてある絵本とは

2021/01/02
マガジンサミット特集

世の中、絵本ブームのようでございます。

人気ニュース番組「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)でも、出演者の方々による絵本『♪ピンポンパンポンプー』も11月の発売前から注文が殺到、発売前に重版を重ね、12万部を突破とのことでございます。

さらに、アーティストとしての活動も広げているお笑い芸人のくっきーさまも新作絵本『口だけ紳士と6つの太陽』を11月に出版、話題でございます。

このようにファンの幅をじわじわと広げている絵本でございますが、中でも注目されているのが、人気漫画家さまの絵本出版でございます。

最近では、書店の漫画コーナーで絵本を目にすることが増えてきたように感じております。

そこで今回は、漫画家さまの絵本で人気・注目度の高いものを3冊、ご紹介させて頂きます。

「バスザウルス」(作:五十嵐 大介 出版社:亜紀書房)

こちらは、映画にもなった漫画『海獣の子供』で有名な五十嵐大介さまの絵本でございます。漫画のタッチとはまた違う幻想的な絵が魅力的でございます。五十嵐ファンは、絵をみているだけでも楽しいのではないかと。お話は絵本というより台詞のない上質な短編映画を見ている様な感じの内容になっております。

「ゲナポッポ (MOEのえほん)」(著:クリハラタカシ 出版社:白泉社)

こちらは、

短編マンガ集『冬のUFO・夏の怪獣』の新版が先日発売されるなど、今話題に漫画家、クリハラタカシさまの絵本でございます。S N S上では、「とにかく浮世離れしている」「不思議な感じがたまらない」などその独特の世界観、発想が注目を集めている漫画家さまでございます。

絵本もすでに何冊か出されていて、その世界観・発想のユニークさが絵本にも容赦無くにじみでております。大人から人気なのもそのせいかと。物語より発想の面白さ豊かさを楽しむ、そんな作品を続々発信されております。

今回の新作絵本「ゲナポッポ」は、絵本なのか短編漫画なのか、どっちかよくわからないスタイルの作品になっておりますが、そのユニークな発想が楽しめることは間違いナッシングでございます。予想もつかない謎の生き物ゲナポッポの日常をお楽しみくださいませ。

「ドン・ウッサ そらをとぶ」(著:キューライス 出版社:白泉社)

こちらは、シュールなのに可愛いくて癒されると話題、「ネコノヒー」「スキウサギ」などヒットを連発中の人気漫画家、キューライスさまの絵本でございます。Twitterの4コマ漫画から注目を集めるようになったキューライスさまは、ゴイスーなフォロワーを抱える人気漫画家さまでもございます。全国各地で開催された展覧会「キューライス フェムフェムランド」も話題になっておりました。

漫画だけでなく絵本も、シュールカワイイでございます。キャラクターが可愛くて、大人女子にも大人気でございます。ちなみに、女優の吉岡里帆さまもキューライス ファンだとか。

親分ウサギの夢を叶えるために、子分ウサギ3羽が頑張るものの、その努力が裏目に出て、親分がボロボロになる…、そんなお話でございます。

今っぽいシュールな設定で、キャラが可愛い。そんなミスマッチが魅力ではないかと。続編の「あ」も出版されております。シリーズ化、アニメ化もあるのでは……。

 

(文:絵本トレンドライター N田N昌)

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