「フリクション」シリーズは、パイロットが独自開発した「フリクションインキ」を使用し、専用の消去用ラバーでこすることで、摩擦熱で筆跡を消去できる筆記具。発売以来、予定の変更が多い手帳や資料への書き込みなど、ビジネスシーンを中心に用いられている。
株式会社パイロットコーポレーションは、こすると消える筆記具で世界的に使用されている「フリクション」シリーズの新商品、大学生世代に向けた消せるポールペン「フリクション Waai」が11月2日より発売予定。10月10日には、新シリーズ「フリクション Waai」の発表に合わせて、メディア向けの説明会が開催された。
新商品「フリクション Waai」は、摩擦熱で筆跡を消すことが可能。講義やカフェでの勉強で消しカスが出ずにスムーズに勉強ができるという利点がある。高校を卒業し、シャープペンシルを使う機会が減っていく女性大学生や若手社会人女性に、ピッタリの商品となっている。
従来の「フリクション」シリーズからは一新したデザインとなっているのが「フリクション Waai」ならではのポイントの一つ。従来のフリクションは赤や青のインクのペンであれば、ペン全体が赤や青一色だった。だが、新シリーズは全8色のペン全てがオフホワイトで、ペンの上部にそれぞれの色のラインが入っているため、オシャレさを感じさせるデザインとなっている。また、形状に関しても、女性の手に馴染みやすい細軸、まるみのやる形状と一新されていて、生活に溶け込むよう意識されているとのこと。
インキ色は定番の黒に加えて、新色の7色が登場。少し上品な「VELVET RED」、やさしく涼やかなブルー「CHELLY BLUE」など、従来とはまた違った淡い色合いのペンを使うことができる。これらのボールペンと同時に、数量限定で6色の消せるマーカー「フリクション Waai マーカー」も発売される。ボールペン8色セットのほかにボールペン2本とマーカー1本を組み合わせた3本セット(数量限定)などが販売される。
そのほかに、「間違いだらけのドリル」という、フリクションで楽しく語学を学べる冊子も作成された。こちらは、SNSやYouTubeなどで活躍するインフルエンサーによる監修のもと、英語、韓国語、中国語の間違えやすい例文をコミカルに紹介する冊子となっている。問題の下部には書き込み欄があるため、フリクションで練習が可能。フリクションを使用して練習することで失敗したら消して、書いてを繰り返せるようになっている。