紹介されない素敵な街「ニテロイ」。船旅で気づいたブラジルの良さ

2016/10/04
リサーチャー 保坂周兵

ブラジル・リオデジャネイロでは、バス、地下鉄、タクシー、モトタクシー(バイクのタクシー)の陸路に加え、フェリーも日常的な交通手段の一つとなっています。

 

 

インフォメーションデスクが近くにあり、観光の時にも大いに役立ってくれます。今回は、陸路の交通手段とは一味違ったリオデジャネイロのフェリーについて紹介させていただきます。

 

たった170円で気持ちのいい船の旅!

(リオデジャネイロ・セントロからほど近い“Praça XV”フェリー乗り場。)

 

今回乗船したフェリーは、観光にももちろん最適ですが、日常的に使っている人が多い様子でした。観光用ではないこともあり、料金も5.6レアル(約170円)とお手軽価格で船の旅を楽しむことができます。

 

所要時間は約20分!バスよりも早くて、安い!

リオデジャネイロから、ニテロイに向かうフェリーの所要時間は約20分でした。バスの乗る場所にもよりますが、バスでリオ・ニテロイ橋を渡ろうとすると30分以上はかかってしまいます。しかも、橋を渡るバスは7.4レアル(約230円)と、バスよりも早くて、バスよりも安いんです。

 

さらにバスとの徹底的な違いは“しっかりと時刻表がある”ということです。日本では、当たり前なことですが、そんなことがすごく有り難く感じました。

 

(広々とした船内)

 

(船の窓から見えるリオの景色。)

 

降りたら目と鼻の先にインフォメーションがあり観光もバッチリ!

(写真のように自転車を乗せることも可能です。)

 

約20分の船旅はあっという間です。早くついてありがたいですが、ちょっと物足りなく思ってしまうところも。

 

フェリー乗り場を出ると、リオの街とはまた一味違った、ニテロイの街が待っています。

 

フェリー乗り場は、ニテロイの中でも栄えた場所の中心にあるため、5分も歩くことなくショッピングモールやレストラン、商店街などに入ることができます。また、船着き場から出るとすぐにインフォメーションデスクがあります。そこでは、地図の配布や、無料のバスツアーも行っています。

 

バスツアーは約2時間で、ニテロイの海沿いを走り、漁師町や要塞を回ってくれるので、見応えがありました。しっかり英語での説明もしてくれます。

 

 

2か月ほどブラジルをウロウロと観光しましたが、その中でもニテロイは1,2を争うほど素敵な場所でした。

 

特にJurujubaと呼ばれる漁師町の景色と、海に浮かぶ夕日は最高です。リオに行ったら、ぜひ、日帰りの船旅で素敵なニテロイを満喫してみてください。

 

この記事が気に入ったらいいね!しよう

リサーチャー 保坂周兵
この記事を書いた人

リサーチャー 保坂周兵

これまでに3度のバックパック旅行を経験し、ヨーロッパを中心に合計で約4カ月放浪し、13ヶ国35都市を巡っています。実績、マツコの知らない世界(TBS)、今夜くらべてみました(日テレ)等(リサーチャーとして)。モットーは「TOEICスコア300前後だってこんなに世界は楽しめる!」

リサーチャー 保坂周兵が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop