ブラジル・リオデジャネイロでは、バス、地下鉄、タクシー、モトタクシー(バイクのタクシー)の陸路に加え、フェリーも日常的な交通手段の一つとなっています。
インフォメーションデスクが近くにあり、観光の時にも大いに役立ってくれます。今回は、陸路の交通手段とは一味違ったリオデジャネイロのフェリーについて紹介させていただきます。
たった170円で気持ちのいい船の旅!
(リオデジャネイロ・セントロからほど近い“Praça XV”フェリー乗り場。)
今回乗船したフェリーは、観光にももちろん最適ですが、日常的に使っている人が多い様子でした。観光用ではないこともあり、料金も5.6レアル(約170円)とお手軽価格で船の旅を楽しむことができます。
所要時間は約20分!バスよりも早くて、安い!
リオデジャネイロから、ニテロイに向かうフェリーの所要時間は約20分でした。バスの乗る場所にもよりますが、バスでリオ・ニテロイ橋を渡ろうとすると30分以上はかかってしまいます。しかも、橋を渡るバスは7.4レアル(約230円)と、バスよりも早くて、バスよりも安いんです。
さらにバスとの徹底的な違いは“しっかりと時刻表がある”ということです。日本では、当たり前なことですが、そんなことがすごく有り難く感じました。
(広々とした船内)
(船の窓から見えるリオの景色。)
降りたら目と鼻の先にインフォメーションがあり観光もバッチリ!
(写真のように自転車を乗せることも可能です。)
約20分の船旅はあっという間です。早くついてありがたいですが、ちょっと物足りなく思ってしまうところも。
フェリー乗り場を出ると、リオの街とはまた一味違った、ニテロイの街が待っています。
フェリー乗り場は、ニテロイの中でも栄えた場所の中心にあるため、5分も歩くことなくショッピングモールやレストラン、商店街などに入ることができます。また、船着き場から出るとすぐにインフォメーションデスクがあります。そこでは、地図の配布や、無料のバスツアーも行っています。
バスツアーは約2時間で、ニテロイの海沿いを走り、漁師町や要塞を回ってくれるので、見応えがありました。しっかり英語での説明もしてくれます。
2か月ほどブラジルをウロウロと観光しましたが、その中でもニテロイは1,2を争うほど素敵な場所でした。
特にJurujubaと呼ばれる漁師町の景色と、海に浮かぶ夕日は最高です。リオに行ったら、ぜひ、日帰りの船旅で素敵なニテロイを満喫してみてください。