アフリカ大陸、ジンバブエとザンビアにまたがる“ヴィクトリアの滝”。北アメリカ大陸、アメリカとカナダにまたがる“ナイアガラの滝”。この2つの滝と並び、“世界三大瀑布”の一つに数えられているのが、ブラジルとアルゼンチンにまたがっている“イグアスーの滝”です。
滝幅約4.5km、最大落差約80m、水量毎秒6万5千tというこの滝は、三大瀑布の中でも迫力において他の2つをはるかに凌駕していると言われています。
先住民のグアラニ族の言葉で“Y Guazú=おおいなる水”という意味を持つこの滝、ポルトガル語で“Cataratas del Iguazú(カタラタス デル イグアスー)”について、日本語ツアーも出ているのですが、あえて個人で行く際の行き方や、体験談をご紹介したいと思います。
まず入場!バスでイグアスーの滝を目指す
(イグアスー国立公園、イグアスーの滝の入り口)
イグアスーの滝は、大人気の観光スポットとなっているため、日本語で回ってくれる日本人向けの観光バスも出ていました。筆者は貧乏旅行のため、自力でイグアスーの滝を目指すことに。バスを乗り継ぎイグアスー国立公園を目指すと、大きな入口が見えてきます。
施設に入ってすぐにチケットオフィスがあり、観光地なので英語も対応しています。外国人観光客とブラジル国民などで料金が違っていて、観光客の場合は12歳以上の大人が57.30レアル(約1800円)、2~11歳の子供は9レアル(約280円)となっています。ちなみに、ブラジル人の大人は34.30レアル(約1070円)で入場できるようです。
(バス乗り場)
チケットを購入したら、公園内を走り滝に向かうバスを待ちます。チケットに書かれた“GRUPO”の番号を観るだけなので、ポルトガル語も英語もできなくても心配ありません。
平日、しかもシーズン的にはオフだったのでサクサクとバスに乗れました。ここでちょっと注意…ハイシーズンに行く方は心配いらないと思うのですが、7~9月はブラジルは冬。日向は暖かくても日陰に入り、しかもバスに乗ると風も出るのでなかなか寒いです。
また、滝を楽しむうえでも寒さはちょっとした問題になってきます。1枚羽織るものを持って行っておくといいかと思います。
ビショビショ不可避!いざ“悪魔の喉笛”へ
最初のヴューポイントでバスを降りたら、歩いてイグアスーの滝最大の見どころである“悪魔の喉笛”を目指します。最初のヴューポイントを降りた時点で、轟轟と滝を流れる大量の水の音が聞こえてきます。
ヴューポイントをつなぐ道は、対岸の滝とは150メートル以上も離れているのですが、凄まじい水しぶきが霧になり降りかかってきて、足元や手すりは濡れており、岩壁にはコケが生えています。
(“悪魔の喉笛”を間近。ここまで来ると会話も困難です)
そのまま歩みを進めると、最終目的地であり、最も滝を感じることのできるポイント“悪魔の喉笛”に到着します。膨大な量の水が轟かせる重低音が「まるで悪魔の唸り声」であるということから“悪魔の喉笛”と呼ばれているそうで、喉笛に続く橋の上では大声でないと会話にならず、しぶきで全身ビショビショになります。
また、観光に訪れる際のポイントとして橋を歩く際にはレインコートを来ている人も多く、売店でもレインコートは販売しています。替えのシャツまたはタオル、上着などがないとビショビショになったとは少し寒いです。
イグアスーの滝に向かうバスターミナルの変わった乗り方
(イグアスー国立公園へ向かうバスが出る、バスターミナル)
ツアーではなく、個人でイグアスーの滝を目指す際“Terminal de Transporte Urbano”というバスターミナルでバスの乗り換えをしました。「ホステル最寄りのバス停⇔ターミナル⇔イグアスー国立公園」といった形です。この時、このターミナルを使用していると乗り換えにお金がかかりません。
その無料での乗り換えにはポイントがあり、
・バス停から出ないこと。
・バスの降り口の方から乗ること。
この2つを守れば、余分なお金を払うことなくイグアスーの滝に行くことが来ます。
この記事を読んでいただいた方で、「イグアスーの滝なんて知らなかった」という人は、ぜひ画像検索してください。また、この記事では紹介していませんがボートに乗って滝壺近くをクルージングするアクティビティーがあったり、自然動物がウロウロしていたりと魅力が満点です。
私もぜひ、また訪れたいと思っています。