カップ麺の王様と言っても過言ではない、日清の“カップヌードル”。日本では“カップヌードル”の名で親しまれていますが、人気が高すぎて一時は発売中止になったトムヤムクン味のフタ裏にも書かれているように、海外では“カップヌードルズ”という名前に変わり、フレイバーもその国々に対応し、全世界の人たちに愛されています。
実際にブラジルのカップヌードルズを食べ、筆者の独断でランキングをつけさせていただきました。今回は、そのランキングを発表させていただきます!
それでは、さっそくランキングを第6位から発表いたします!
第6位:美味しいけど冒険感が欲しい…“Legumes”
“野菜”という意味の“Legumes(レグメス)”は、名前通りの“野菜塩ラーメン”といった感じ。あっさり味ですが、トロトロとしたスープで少し味が濃く感じます。
ちなみに、ブラジルカップヌードルズはどれもスープにとろみがありました。具材は、ネギ、ニンジン、コーン。味は当たり障りなく美味しいのですが、すごく普通だったので6位となりました。
第5位:肉好きはハマる!?“Churrasco”
“ザ・ブラジリアンカップヌードルズ”のシュハスコ味。正式名称は“Costela com molho de Churrasco(コステラ コン モリョ デシュハスコ)”で、簡単に言うと“リブのシュハスコ味”といったところ。
ブラジルと言えばなシュハスコということで、り私の期待はすごく高まっていました。しかし、このシュハスコ味は見事に高くし過ぎた私のハードルの下をくぐって来ました。味的には、6位です。
ブラジルの料理は基本的に味の濃いものが多いのですが、すごく薄味で、肉臭さのようなものを感じ、肉はすじ肉のような弾力がありました。うっすーい醤油ラーメンに、変わった肉が入っているといった感想です。
超肉食系のブラジル人にはこのくらい肉を感じる味付けがあっているのでしょうか?肉食系の皆さん、チャレンジしてみてください。
第4位:香りも味もトマト一色!“Bolonhesa”
フタを開けると、ギッシリと肉と粉末スープが覆っている“ボロネーゼ”味。多分、トマト嫌いな人は食べられないかもしれません。というくらいにトマトの香りが強く、味もトマトです。味は薄めですが、トマトの酸味を強く感じます。
このボロネーゼ味に使われている肉も、シュハスコ味同様に弾力アリ。私はトマトが好きなので美味しく頂けました。
第3位:主役の鶏肉よりもパプリカが美味しい!“Galinha Caipira”
“Galinha Caipira(ガリニャ カイピラ)”とは、「鶏の種類」だとブラジル人に説明されたのですが、詳しいところまでわかっていません。
味は“鶏塩ラーメン”ですが、日本のような「とろっと、コラーゲン」という感じではありません。ブラジルでは、多くの料理で鶏肉を使う時にササミを使用します。その影響か、この“Galinha Caipira”に使用されている鶏肉もパサパサなものでした。
少しがっかりしたのですが、なぜかパプリカがすごくいいアクセントになっていて、最終的には元の期待が低かった分だけ、満足することが出来たので3位とさせていただきました。
第2位:肉食大国ブラジルの王道醤油味!“Carne”
“Carne(カルネ)”とは“牛肉”の意味で、3位が「鳥塩ラーメン」なら、こちらは「牛醤油ラーメン」といった内容。牛コンソメラーメンというにはあまりに黒いスープですが、味は意外にも薄目。
基本的にブラジルのカップヌードルズは薄味でした。具材はネギ、パプリカ、コーン、そして牛肉。間違いない、ストレートな美味しさでした。
第1位:トロトロチーズスープがBOM!“Frango com Requeijao”
1位に選ばせていただくフレイバーは“Frango com Requeijão(フランゴ コン リケイジョン)”です。
“鶏肉のクリーミーチーズ”といった意味のこちらのフレイバー。何といっても、スープが美味しかったです。ブラジリアンカップヌードルズのスープが持つとろみの本領発揮です。貧乏くさい話ですが、この残ったスープにほんのちょっと味を足して、ショートパスタにかけてお代わりしました。
そのくらい、ブラジリアンカップヌードルズの中では群を抜いて美味しいフレイバーだと思います。「Muito bom=むっちゃ美味しい」かったです。
ブラジル旅行の際、ホテルやレストランの食事も良いですが、こういった庶民の味を味わってみてはいかがでしょうか!?このランキングは、個人の独断と偏見です。