え?お皿なのに鍋にもなるの!?一石二鳥な話題のアイテム!

2018/03/28
内藤 みか

最近「座りながら運動できる椅子」「しゃべるスピーカー」など、1つで2つ以上のことができる商品が増えています。一石二鳥で便利なのでこうした需要は高いのでしょうが、今度は「鍋になるお皿」なるものが話題になっています。

直火OKの鍋

『CHANTO』2017年12月号では、家事を短縮するアイデアがいくつもあり、その中に、4th-marketの直火OKのお皿もありました。そこには火にかけられた大きなお皿の上で卵を焼く女性の写真が!鍋を直接火にかけて大丈夫なの⁉と驚く人も多いと思いますが、こちらは耐熱陶器なので、直火にかけられるのだそうです。

スペインでは日常

スペインではカスエラという耐熱の土鍋を直火にかけて作る煮込み料理が多くの家庭で作られているそうです。アビージョなど、熱くなったお皿に入った料理か運ばれてきますが、それがそうです。

スペインではお皿を直火にかけて料理を作ることは日常で、大きなお皿で作った品を家族で取り分けてもいますが、日本ではまだなじみがなく、最近になって便利だと話題に出てくるようになりました。

手間が省ける

直火OKのお皿で料理をすれば、鍋とお皿が一体化しているので、鍋を使う必要がありません。つまり洗い物がひとつ減るのです。これは忙しい人にはとてもありがたい機能なので、時短のお助けグッズと言われるのもわかります。

『CHANTO』では、まず先に卵をやいたあとで、そこにサラダやパンを添えて朝食プレートを作っていました。忙しい朝にお皿で直接調理ができるのは、ありがたいですね。

ひとりごはんに

実際に直火OKのお皿を入手してみました。大判のものや深皿タイプなどいろいろありましたが、まずはスープ皿のような、一人前のシチューを入れたらちょうどいいサイズのものを買い、スープを温めてみることに。

最初はお皿を直接載せる背徳感にドキドキしましたが、お皿を火にかける行為は原始的で、不思議なあたたかさを感じました。火から外したらお皿を直接テーブルに持って行って食べられるので、1人でとる昼食には最適ですね。お皿も温まるので、最後までおいしくいただけたのも幸せでした。

ちなみにこちらのお皿では揚げものはできません。得意なのは煮込み料理です。陶器でじっくり煮込んだ料理は、格別の味わいになりそうです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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