イオンタウン吉川美南で12月5日、「みんなの将来の夢 絵画コンテスト」表彰式が行われました。同コンテストの対象者は埼玉県吉川市内の小学生。「将来の夢」をテーマとした絵画を募集するもので、544通の応募がありました。最優秀賞は各学年で1人選出、優秀賞は各学年で2人選ばれます。
また、特別賞として「吉川市長賞(1人)」、「吉川市教育委員会教育長賞(1人)」、「イオンタウン特別賞(6人)」も表彰。表彰式には最優秀賞、優秀賞、特別賞を受賞した26人が参加しました。
同コンテストは洋菓子世界大会に日本代表として出場し、多くの優勝経験を持つ辻口博啓シェフの賛同、協力を得て実現したものです。「小学校3年生の時、友だちのバースデーパーティーで初めて食べたショートケーキが職人を目指すきっかけになった」と自身の経験を披露。また「コンテストに応募された作品は、一つひとつにこだわりが感じられる。両親や地域の大人たちが手助けし、みんなで子どもの夢を叶える市になれば」と吉川市への期待も述べました。最優秀賞を受賞した子どもへ辻口シェフ自ら賞状を手渡し、会場に駆けつけた父兄らはスマートフォンを我が子に向けていました。
市長「吉川市の大人が応える」
子どもたちが描いた作品は来年1月10日までイオンタウン吉川美南の東地区2階、アクアイグニスレストラン共用部で展示。「おいしいパンやさんになる。」、「まんがかになりたい!!」、「オリンピックで金めだる」、「デザイナー」など様々な夢がイラストと文字で表現されています。辻口シェフの影響からか「ケーキ屋」も多くあった印象です。コンテスト当日は、来場した応募者の家族が作品の前で写真撮影をする姿も見られました。
表彰式には、吉川市の中原恵人市長と戸張利恵教育委員会教育長も登壇。中原市長は「インパクトのある絵、志のある将来をたくさん見させてもらった。このコンテストをきっかけに、夢を大きくしてもらえれば。吉川市の全部の大人が応援している」と子どもたちにメッセージを送りました。
辻口シェフは石川県の和菓子屋に生まれた3代目。しかし、先述のエピソードがありパティシエを志すようになります。子どもたちに夢のきっかけを提供するのは、非常に大事なことでしょう。いつの日か、吉川市から世界に羽ばたく人が現れるかもしれませんね!