イライラした時こそ「煮干し」!簡単「マグカップ味噌汁」

2015/11/24
富田チヤコ

日本人のソウルフードでもある、味噌汁。

特に北風が吹く寒い日に温かい味噌汁を1杯飲むと、それだけでほっと落ち着いた気持ちになりますね。

「忙しい朝や仕事でイライラした夜こそ、味噌汁を」と思っていても、さすがに1人分の味噌汁を作るのはちょっと面倒です。ましてや、天然だしの味噌汁なんて・・・という時こそ、煮干しとマグカップで作る味噌汁はいかがですか。

 

材料は、味噌と煮干しだけ。これをマグカップに入れ、お湯を注げばあっという間に味噌汁ができます。本物の天然だしがインスタント感覚で食べられる気軽さに加えて、ニボニボしいだしが効いた味噌汁。寒い日は、骨の髄までしみわたるうまさですよ。

 

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マグカップの味噌汁「煮干し」篇
[材料]
(マグカップの大きさに合わせて、量を調整しましょう)
煮干し:2〜3本
味噌:小さじ1程度(小さめのティースプーン1杯が目安)
熱湯:マグカップ1杯
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[作り方]
1:マグカップに、煮干しと味噌を入れる
2:熱湯を注ぎ、味噌を溶かす
煮干しがやわらかくなった頃が、味噌汁の飲み頃です。寒い日は、しょうが・ネギ・唐辛子を加えれば、からだも温まります。

イライラする時こそ、煮干し!その理由とは?

煮干しに含まれているカルシウムは、100gあたり2200mg。これは煮干し5匹ほど食べるだけで、牛乳1杯分程度のカルシウムに匹敵します。骨や歯に欠かせないカルシウムだからこそ、せっかくならマグカップの味噌汁に入れた煮干しも、そのままパクリと食べてしまいましょう!サプリメントいらずで、カルシウム補給にもなりますよ。

 

またカルシウムには、イライラと興奮した神経を抑える働きもあります。仕事でイライラしている人こそ、パパッと作って味わえば気持ちも穏やか。 もちろん煮干しの原材料は、イワシ!脳のはたらきを良くする「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や、血栓を予防する「IPA(イコサペンタエン酸)」も含まれています。メタボが気になる人には、特におすすめです。

味噌汁という懐が、ふか~い料理

味噌汁のスタイルは、ますます自由に、さらにユニークに進化しつつあります。特にフリースタイルで味わう味噌汁の真骨頂が、マグカップで作る味噌汁。それは、味噌汁という懐が深い料理のおかげでもあります。秒速技の味噌汁に、感動すること間違いなし!忙しい時こそ、煮干しワールド全開の味噌汁で一息入れてみませんか。

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dancyu(ダンチュウ) 2011年2月号
プレジデント社「人生が変わる味噌汁」

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富田チヤコ
この記事を書いた人

富田チヤコ

"フードライター&コピーライター、管理栄養士。 「栄養」や「健康」のジャンルで、食に関する記事を書籍やWEBなどで執筆。食べることが大好きな食いしん坊母ちゃん。ちょっとした工夫で、料理が楽しくなる「チヤコレシピ」が好評。"

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