5月5日は、こどもの日です。男の子のいるご家庭では、かぶとやこいのぼりを飾って準備もバッチリ!あとは両親や親戚と一緒に食べるパーティーメニューについて、あれこれ悩んでいる時期かもしれません。
みんながあっと驚く料理にしたいなら、家紋をアレンジした「家紋デコ」はいかがですか。
のりとチーズを使った家紋デコは、お寿司の上にちょこんとのせるだけ。いつものお寿司が、いきなり”あっぱれ”と絶賛される料理になりますよ。
材料2つだけ!家紋デコの作り方
最近ではあまり見かけることのない家紋ですが、もともとは苗字や地名を図柄にした家ごとにある紋章です。今回は、戦国武将でおなじみの山本勘助の家紋を作ってみました。
- 1:家紋デコの材料は、のり・スライスチーズの2つです。ハムは、家紋デコの土台に使います。
- 2:まず、家紋をトレーシングペーパーやクッキングシートに写します。家紋を写したら、ペーパーとのりをクリップで固定。あとはカッターマットの上にのりを置き、家紋の形にていねいに切り抜きます。
- 3:切り抜いた家紋を、スライスチーズの上にのせれば家紋デコの完成です!チーズは室温でやわらかくなるので、ハムの上に置くと家紋デコの形がくずれませんよ。
天下をめざすなら、やっぱり戦国武将の家紋デコ!
できあがった家紋デコを、カップ寿司やこいのぼりいなりにのせてみました。黒く光る家紋は、確かに目立ちまくりです!ちなみにこちらの家紋は、右上から明智光秀、加藤清正、山本勘助です。
難しい家紋デコは、オブラートにお任せ!
細かい模様のある家紋は、粉薬を飲む時に使うオブラートを使いましょう。オブラートは、薬局で売っています。
例えば、石田三成の家紋は文字が入ったもの。今回は青色の食用色素を使って、オブラートの上に筆で文字を書いてみました。これなら、細かい模様の家紋でも書けそうです。
- オブーラトに、家紋の文字を書いたら、そのままチーズの土台に貼り付け!それでおしまい!ちなみに、食用色素は、スーパーやネットで販売しています。青色でも水色から紺色まで様々。お菓子作りやキャラ弁の時に使えて便利です!
さらに、のりをオブラートでコーティングすれば、のりの強度もアップ!精巧な模様の家紋も作ることができます。
ちなみに右下は、織田信長の家紋風。ちょっとぐらい家紋の形が曲がって失敗しても「けしからん」ではなく「よきにはからえ」と楽しみながら作っちゃいましょう♪
お寿司のほかにも、サラダのトッピングにも使える家紋デコ。家紋をきっかけに、脈々とつながる一族のルーツを知る機会になりそうです。家族や一族の絆を、さらに深めることができますよ。いざ、こどもの日に向けて家紋デコも出陣じゃ!