2024年用年賀状引き受け開始!特別授業受けた児童たちが工夫凝らした手書き年賀状を投かん

2023/12/18
佐藤 勇馬

日本郵便は、12月15日から2024年用年賀はがきの引き受けを開始。年賀状に関する特別授業等に参加した児童たちが、色鉛筆で描かれた来年の干支である竜のイラストや、色紙を貼り合わせたカラフルなデザインなど、思い思いに工夫を凝らした手書きの年賀状を郵便ポストに投かんしました。

2024年用年賀はがき販売開始日だった11月1日、日本郵便は「年賀状で大切な人へ想いを届けよう」のコンセプトのもと、東京都中央区立久松小学校の4年生児童(162名)を対象に、年賀状の書き方と歴史等が楽しく学べる特別授業や、年賀はがきの模擬購入体験イベントを実施。さらに12月8日、児童たちが特別授業で学んだことや体験したことを生かし、久松小学校で年賀状を実際に書く授業が行われました。

4年生の5クラスで行われた同授業では、各クラスの担任の先生の指導のもと、「送って楽しい、もらってうれしい年賀状」をテーマに、色鉛筆やマーカーペンでイラストを描いたり、小さく切り出したカラフルな色紙を貼り合わせたり、はたまた、はがきの裏面にびっしりと(おじいちゃん・おばあちゃんに宛てた)メッセージを書き込んだりと、思い思いに工夫を凝らした年賀状が作られました。

児童たちは「年賀状の歴史や書き方をくわしく知ることができて楽しかったです」「63円で(年賀状が)全国に届くというのが衝撃的でした」「(お年玉付年賀はがきに)くじが付いていることを知りませんでした」と、年賀状に対する気付きや思いを口にし、実際に年賀状を書いた感想として「最初はめんどうだなと思ったけど、書いているうちに感謝の気持ちが届けられるんじゃないかなと思うようになりました」「おじいちゃんとおばあちゃんに長生きしてほしいので、縁起のいい、松やだるまのイラストをかきました」「初めて年賀状を書きました。失敗したところもあったけど、それが“味”になってよかったです。一生懸命書きました」などと語りました。

授業を通して「送る相手へ込めた想い」を深めて完成した年賀状は、2024年用年賀状引受開始日となる12月15日に東京・日本橋の久松小学校最寄りの郵便ポストへ投かんされました。

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佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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