SDGs活動を行う神奈川大学サッカー部と、地産地消の料理を提供するレストランが力を合わせオリジナル野菜メニューが誕生!

2022/06/28
マガジンサミット編集部

2030年までに「貧困をなくそう」、「すべての人に健康と福祉を」などといった17個の目標「SDGs」を達成しようという働きかけが世界中で行われています。皆さんもこの「SDGs」という言葉をテレビや新聞、インターネットなどで頻繁に目にしているのではないでしょうか。

そして、ある大学では、部の活動の中でSDGsの実現を目指している部活もあります。この度、神奈川大学のサッカー部ではSDGs の実現を目指し、地産地消をすすめるレストランと協力していく事となりました。

神奈川大学のサッカー部の活動

神奈川大学のサッカー部では、以前より周辺地域の活性化や地域コミュニティーの課題解決に繋がる SDGs 活動として、横浜市にある築 50 年の竹山団地を部員の寮として活用。竹山団地自治会や県住宅供給公社と連携して、「竹山団地プロジェクト」を展開しています。

その「竹山団地プロジェクト」では今年から横浜市の休耕地の畑を利用し、選手による農業を行っているJ3所属のサッカーチーム「Y.S.C.C.横浜」と連携して、選手やコーチが耕作する「Y.S.K.U.ファーム」をスタート。農家の高齢化問題や後継者不足による休耕地問題などを解決するためアクションを起こしています。

「Y.S.K.U.ファーム」では、農林水産省が設けている特別栽培農産物の栽培基準よりも厳しい基準を設定。有機肥料率70%以上、農薬使用回数70%以上削減を目指して、畑の耕作に取り組み、様々な野菜を育てています。

神奈川大学「竹山団地プロジェクト」:

 https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_20809.html

Y.S.C.C.横浜の農業の取組: 
 https://yscc1986.net/info/club/20210817002/

「ユニバーサルダイニング ONE」に野菜を提供

そして今回、「Y.S.K.U.ファーム」の活動の一環として、地元神奈川県産の野菜や魚、肉などにこだわって地産地消の料理を提供しているレストラン「ユニバーサルダイニング ONE」に、年間を通してファームの野菜を提供することが決定。

ユニバーサルダイニング ONEではY.S.K.U.ファームの野菜を使った地産地消料理を考案し、今年の 8 月より「SDGs-YOKOHAMA コース」の提供を開始します。

地産地消の料理を提供する取り組みは、フードマイレージと言われる食品の輸送距離を減らすことができ、輸送の際のエネルギーや CO2の削減にもなります。この取り組みは環境への負荷の軽減に繋がり、神奈川大学のサッカー部が行うSDGs 活動「竹山団地プロジェクト」の理念とも合致する試みです。

「ユニバーサルダイニング ONE」: http://ud-one.jp/

 

SDGs 活動を行う神奈川大学サッカー部と、地産地消の料理を提供する「ユニバーサルダイニング ONE」がタッグを組んで作った野菜メニュー。気になる方はぜひ食べてみてください。サッカー部が育てた野菜は、今後、横浜市内で開催されるマルシェ等でも販売する予定です。

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