お弁当は、朝の時間がない時に作るからなのか、マンネリなおかずになりがち。そこで、千葉県内の小学校で給食を作る栄養士Kさんに聞いた、お弁当を作る心得を「簡単なのに彩に味にワンランクアップするおかず」と共にご紹介します。
ポイント1『色とりどりを心がけよう』
お弁当に合うおかずを考えて作るのはなかなか難儀ですよね…。何をポイントにするか?それは色!「赤・緑・黄色」の三色を取り入れるだけで、美味しそうなお弁当になるんですよ。例えば、赤い食材で取り入れやすいものは…
トマトやにんじん。他にも鮭やタラコなどの食材。調味料でも、ピンクペッパーやトマトケチャップを入れるだけでも違います。
緑の食材で取り入れやすいものは…
緑黄色野菜と呼ばれるものだと、どの季節にもあるので使いやすいです。野菜はサラダとして、茹でる・蒸すというシンプルな調理法で、食べる時にドレッシングなどをかればいい! 初心者の方にはお勧めです。
黄の食材で取り入れやすいのは…
なんといっても、お弁当の代表的なおかずである卵。卵焼きや、ゆで卵など、バリエーションもあるので、毎日入れても大丈夫。他には、トウモロコシやチーズなどがあります。
材料を買う時にも、買い物カゴの中の彩りを気にして買うと良いですよ! では、実際超簡単にできるのに、ちょっと一工夫凝らしたかのように見えるお弁当のおかずをご紹介します。
ツナマヨのピーマン詰め
ツナマヨに胡椒を効かせ、ピーマンに詰めてチーズをのせ、トースターで焼くだけ。
鮭バター
焼いた鮭をほぐしてバターと絡め、スダチを絞るだけ。スダチは、かぼすやレモンでもOK。酸味を最後に加えるか加えないかで、料理がワンランク上がります。
卵とサラミのサンド
薄めに焼いた卵にサラミをのせくるくると巻いて切るだけ。断面がピンクと黄色で綺麗です。
ウィンナーチーズ
炒めたウィンナーに粉チーズをふるだけの簡単レシピですが、お肉とチーズが合わないわけがない! ご飯が進む一品です。
きゅうりのシソあえ
好きな大きさにちぎったキュウリにシソのふりかけをかけるだけ! 水分が出るので前の晩に作っておいたものを、お弁当に入れる前に水気を切り入れてくださいね。
きつね丼
トースターで焼いたお揚げを、ごま油と麺つゆ、少々の生姜を混ぜた液にくぐらせご飯に乗せるだけ!
カレぽて
一口大のジャガイモを、楊枝が通るまでレンジでチンした後、カレー粉と塩を混ぜるだけの簡単レシピ。お好みで好きな具材を混ぜても楽しめます。
他に、お弁当と言えば、食中毒も気になるところ。自然の防腐剤として梅干しやお酢を取り入れるという方もいると思いますが、シソやカレー粉も同じような役割を果たすとされているのだそうです。お金にも体にも優しい『お弁当』に挑戦してみては如何ですか?