皆さん、イチゴは好きですか?
そのまま食べてももちろん、よし。
練乳をかけて食べてもよし。スイーツにだって欠かせない存在のイチゴ。
子供から大人まで多くの人に愛されているイチゴですが、実はあの可愛らしい見た目からは想像できない凄いパワーがあったんです!
そこで、今回はまだあまり知られていないイチゴの魅力をまとめてみました。
イチゴにはキシリトールが含まれている?!
イチゴの栄養素として有名なのがビタミンCですが、それ以外にも実はイチゴは歯にいいとされる成分「キシリトール」も含まれているんです。
乾燥重量100グラムあたり300mg程度のキシリトールが含まれているそうですよ。
更には、骨や歯を強くする「カルシウム」も含まれているということで、イチゴは歯にいい食べ物のようですね。
歯の健康のために食後はイチゴをデザートに!
参考 http://www.jfscp.gr.jp/siryo/kisochishiki.html
参考 http://www.skincare-univ.com/recipe/food-tips/003278/
イチゴのツブツブは種じゃない!
イチゴについているツブツブ。あれをイチゴの種だと思っている人も多い様ですが、実はあれこそがイチゴの“実”だってご存知でしたか?そして、私たちが食べているイチゴの赤い所は果実ではなく、雌しべの土台となる「花托(かたく)」と呼ばれる部分。
私たちは主に実よりも花托という部分を食べていたんですね。
イチゴは野菜?果物?本当のところは?
イチゴについての話題としてよく上がる、『イチゴは野菜なのか、果物なのか?』という論争についても調べてみました。
まず、野菜の定義について、農林水産省のHPを見てみると…『野菜と果物(果実)の分類については、はっきりした定義はありません』とのこと。
しかし、一般的に野菜と言われるものは、
【田畑に栽培されること】
栽培されていない山菜などは野菜と区別することが多い。副食物であること
【加工を前提としないこと】
こんにゃくのような加工を前提とするものは野菜としていない。漬物のように原料形質がはっきり残っているものや家庭における簡易加工は加工に含まない。
【草本性であること】
と書かれていました。『土から生えているのが野菜、木になるのは果物』などともよく言われますよね。そして本題のイチゴについては、『いちご、メロン、すいかなどは野菜に分類されますが、果実的な利用をすることから“果実的野菜”として扱っています』という記載が。
果実的野菜!
そんな分類があったとは知らず……野菜か果物か論争はこの言葉であっさり解決。ということでイチゴは野菜でもあり果物でもある、ということなんですね。
いかがでしたでしょうか?
今回は意外と知られていないイチゴの魅力を紹介しました。
そんなイチゴを思う存分楽しめるのはイチゴ狩り!場所によっても異なりますが、関東近郊では、1月~5月ごろまで楽しめるそうですよ。春の連休やゴールデンウィークはイチゴ狩りに出かけてみてはいかがでしょうか?
< 取材・文 / 久保・O >