打倒栃木!群馬イチゴがパティシエ、鎧塚俊彦氏とのコラボスイーツで逆襲!!

2017/02/01
Shoichi Sato

 

群馬と栃木。北関東の覇権争いでよく比較される両県です。しかし冬の味覚の代表格「イチゴ」でいえば、「とちおとめ」で有名な栃木が大きくリード。収穫量全国トップを守り続けているイチゴ王国です。

 

しかし、群馬も黙ってはいませんでした。1月31日に六本木で「ぐんまやよいひめ×Toshi Yoroizuka」記者発表会を実施。なんと、世界的に有名なパティシエ、鎧塚俊彦氏とコラボレーションしたのです。

 

※「やよいひめ」の特長と今回のパフェについて語る鎧塚氏

 

群馬が満を持して送り込んだのは、同県オリジナル品種「やよいひめ」。果肉がしっかりある大ぶりなイチゴで、高い糖度とまろやかな酸味が特長です。また、日持ちが良く、群馬県のイチゴ生産量の約8割を占めています。

 

さて、そんな「やよいひめ」を鎧塚氏はパフェとして提供。まず小さく刻んだ「やよいひめ」としっとりしたスポンジをカップに入れます。次にミルクチョコのムース。サクサクしたフィアンテーヌを敷き、練乳のアイスクリームを添えていきます。

 

さらにもう一度カットされた6つの「やよいひめ」を花びらのように添えていきます。再度ミルクチョコ、生クリームをデコレートし、ピスタチオをまぶしてバニラアイスを乗せます。最後に牛乳とオレンジリキュールを使ったふわふわの泡をトッピングして完成です。

 

 

鎧塚氏は「主役のやよいひめを際立たせたパフェ。イチゴの甘味、酸味を損なわないようにミルクチョコを使用している」と説明。また、上に乗った泡については「一つとして同じ形状にならない。いろんな表情になるパフェを楽しんでもらえれば」と話していました。

ぐんまちゃん、やよいひめ生産者も応援に

当日はやよいひめの生産者、「ストロベリーみなみ」の南明法さんも参加。「薬を使わない」「有機肥料中心の土つくり」「天敵を利用した減農薬栽培」など、生産のポイントを語りました。

 

農園を所持し、いつかはイチゴを栽培したいという鎧塚氏も興味津々で「やよいひめの栽培は簡単ですか」と質問すると南さんは「害虫にも強く、意外と簡単です」と答えていました。

 

また、ゆるキャラ界で絶大な知名度を誇る群馬県のマスコット、ぐんまちゃんも応援に駆けつけました。ぐんまちゃんは通訳をとおして「イチゴに関してはお隣が有名なので、少しでも首都圏の人にやよいひめを知ってもらいたい」とアピールしていました。

 

※左から鎧塚氏、ぐんまちゃん、南さん、南さん夫人

 

鎧塚氏の「やよいひめパフェ」は3月15日から31日までの期間限定で販売。Toshi Yoroizuka Mid Town(東京都港区赤坂9-7-2東京ミッドタウン・イースト1F)では1,350円(税込)で提供しています。また、Toshi Yoroizuka TOKYO(東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン1F)ではコースでの提供で、2,000円(税込)です。

 

ふわふわな口あたりからサクサク食感までが楽しめる「やよいひめパフェ」。シンプルで「やよいひめ」を美味しく頂くために考えられたパフェでした。

 

ちなみに、「やよいひめ」は「とねほっぺ(群馬県育成)」と「とちおとめ(栃木県育成)」を交配して選抜、育成されたイチゴです。

 

 

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Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

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