みなさんはアナログレコードで音楽を聴いたことがあるでしょうか?
おそらく若い人のほとんどは、聴いたことがないと思います。
動画サイトで音楽を簡単に聴ける今だからこそ、わざわざ手間を掛けて、アナログレコードで音楽を聴いて頂きたいです!
聴きたい人は“レコードデビューセット”がおすすめ!
レコードと言うと、高いイメージがあると思いますが、今では、初心者でも手が出しやすい“レコードプレーヤーセット”なるものも1万円台から手に入れることができます。
街を見渡してみると、案外レコードショップがたくさんあることにも気付くと思います。
中には100円の品もあるので、うまくいけば、掘り出し物を見つけることができるかもしれません。
アナログレコードの魅力とは?
手間を掛けると、何でも価値が高まります。行列に並んでやっと入った店で食べたご飯の方が美味しく感じませんか?
音楽もわざわざ手間を掛けて楽しんでいきましょう!
1.省かない“ムダ”が音の重厚感を生む!
レコードの音を聴くと、まず音の重厚感の違いに驚きます。
CDやmp3などの音源は、高周波や超低周波などの人間が聞こえない無駄な音を切って、音を軽くした上で流しています。
しかし、レコードは鳴っている音をそのまま録音しているため、CDよりも広い周波数の音が記録されている可能性が高くなります。この無駄がレコードの音の重厚感を生んでいるのです。
あえて、無駄を省かないからこそ、いいものが生み出されているのです。
2.飾っとくだけでオシャレ。“ジャケ買い”の魅力!
新曲がリリースされてもパソコンで音楽を聴くようになると、ジャケットについてあまり意識することがなくなると思います。
しかし、アーティストのみなさんはCDやレコードのジャケットにもかなりこだわっています。
そのレコードの第一印象を決めるジャケットには、かなり面白く凝ったものもあります。店頭でぜひ見て頂きたいです。
ジャケットだけを見て買う、いわゆる“ジャケ買い”もチャレンジしてみてください。もしも中身の音楽が、全然好みと合わなくても、部屋に飾っとくだけで部屋がおしゃれになるという特典付きです!
- ザ・ビートルズ『リボルバー』
1966年リリース(Parlophone, EMI)全英、全米ともに最高位1位。ジャケット・デザインは、ビートルズのハンブルク時代の友人クラウス・フォアマンによるもの。4人の写真を切り張りした上に、4人の絵を書き込んでいるコラージュ作品。1967年、グラミー賞のベストデザイン賞を受賞。出典 amazon
3.そのムダが“おもてなし”になる!
何と言ってもレコードはかっこいい。
部屋で夜、自分の好きなレコードを掛けながら、お酒を飲んだり、読書をしたりしているところを想像してみてください。
なんか“ワクワク”しませんか?
友人や恋人を招きいれるときの話題作りになりそう。デジタル音源に比べて“おもてなし感”がある気がします!
初めてだから聴いてほしい!おすすめレコード!
名盤といわれるモノは数々ありますが、もし、たった一枚、私が選ぶとしたら、ザ・ビーチボーイズの『ペット・サウンズ』です。
ビーチボーイズといえば、青い海やココナッツ。サーフィンに自動車など、カルフォルニアと西海岸のイメージですが、この『ペット・サウンズ』は、ジャケットからして不思議。オルガンやフルートなどの楽器に加え、犬笛や自電車のベルといった効果音も使ってわれています。
ビーチボーイズならではの美しいハーモニーが空間を震わせる空気感を味わってほしい、レコードの魅力を存分に感じることのできる一枚です。
- ザ・ビーチボーイズ『ペット・サウンズ』
1966年リリース(キャピタルレコード)アメリカでは、“海の香りがしないビーチボーイズ”は売れなかったが、全英チャートでは26週トップ10入りと大ヒット。今も数々の作曲家やプロデューサーが絶賛する名盤。発売から34年経った2000年に、アメリカでゴールド・ディスクに認定され、同年のうちにプラチナ・ディスクにも認定された。出典 amazon
レコードのことを知りたければ、「レコード・コレクターズ」
レコードのことを知りたければ、『レコード・コレクターズ』をぜひ読んでみてください。初心者からマニアまで、幅広いニーズに対応したレコードの知識を得ることができるレコードの雑誌です。
これを読めば、あなたもレコードの魅力に憑りつかれること間違いなし!