6月9日「ロックの日」。聞け!内田裕也の名言!

2016/06/09
放送作家 山﨑恵輔

6月9日は、語呂合わせで、「ロ(6)ック(9)の日」とされています。

日本人が「ロック」と聞いて、最初に思い浮かべる人物は内田裕也さんではないでしょうか?言わずと知れた、「日本ロック界の首領(ドン)」です。どんなことでもロックを絡めて発言し、事あるごとに「ロックンロール」と言うことで有名です。

 

そんな内田裕也さんも現在、76歳(69+7歳)です。歳を重ねても衰えることを知らない内田裕也さんの、ロックな名言の数々を紹介したいと思います。

Twitterより @inutowatasi

 

今までの浮気相手の最高人数は69股

Q:僕は複数好きな人がいるのですが、裕也さんは何股までかけたことがありますか?」という質問に対して、「A:決まっているだろうRockn'Rollだ! 69! 何に対してもこだわりを持って自分のやりたいことをやる。」と回答しました。


おそらく、質問した人が望んだ通りの回答だったと思います。これぞTHE内田裕也といった感じの名言です。

ロックンロールに免じて勘弁してほしい

交際していた女性の自宅に侵入し、復縁を強要した疑いがかけられた内田裕也さん。その後、不起訴処分で釈放され、釈明会見を行いました。エルヴィス・プレスリーの「マイ・ウェイ」が響くステージに登壇した内田裕也さんは、杖を片手に片膝をつき事件について謝罪をしました。しかし、女性のことについて詳しく聞かれると「ロックンロールに免じて勘弁してほしい」と言葉を濁しました。

 

ちなみに、警察署に留置されていたときにつけられた番号が、偶然にも69番であったことを、のちに語っています。

釈明会見でも、ロックンロールを貫き通す内田裕也さん。さすがです。

ロックンロールは日本語で石巻。縁を感じる

2011年、内田裕也さんは東日本大震災で被災した宮城県石巻市で炊き出しを行いました。ロックにちなんで、バナナ690本、ミカン690個を約200人に配布しました。「ロックンロールは日本語で石巻。縁を感じる」とコメントしました。

NTTかdocomoに消してもらえ!

Q:昔別れた彼女の携帯のメアドがどうしても消せません。どうしたら断ち切れますか?」という質問に対し、「ANTTdocomoにメールして消してもらえ!」と回答しました。そういうことじゃないと思うんですが、内田裕也さんならこの回答が許されます。

北方領土、返還ヨロシク

チョコレート菓子の新CM発表会に登場した内田裕也は、ロシア出身の女性デュオt.A.T.u.(タトゥー)に対し「北方領土返還ヨロシク」と発言。タトゥーのリェーナ・カーチナからは「絶対返しません」と速攻で却下されてしまったそうです。

俺がロック一筋で通せたのは、ヒット曲がなかったからだ

内田裕也さんのオリジナル曲を知っているという人も少ないのではないでしょうか?実際、内田裕也さんには目立ったヒット曲はありません。ステージでは、カバー曲を唄うことが多いようです。「ロックを続けられたのは、ヒット曲がないから」と自分で言える辺りがかっこいいです。

妻・樹木希林さんの名言

 

内田裕也さんの妻は女優の樹木希林さん。ロックな内田裕也さんを支える樹木希林さんも、またロックな名言を残しています。

「私も負けじと電話の受話器で夫の頭を殴った」

結婚後、二人はすぐに別居を始めました。原因は内田裕也さんの暴力。「30代前半、結婚したての頃、すごかったですね。毎晩、家の中めちゃくちゃ。包丁はどのくらい買いにいったかわからない。」と語るほど、家庭での暴れ方が酷かったと言います。しかし、樹木希林さんも内田裕也さんに対抗。「黒いベークライトの電話、あれでがちんと血が出たことがある。私がやってね」と語っています。

向こうが先に死ぬ場合は、『もうひと言何かありますか』と聞きます

「内田裕也さんが、女性問題で謝ったことはありますか?」という問いに対し、「1度もないです。だから多分、死ぬ間際に言うかどうかですね。向こうが先に死ぬ場合は、『もうひと言何かありますか』と聞きます」と回答しました。懐の深さというか、人間の大きさの違いを感じてしまいます。

ロックな日をロックな雑誌で

内田裕也さんのロックな名言の数々、いかがでしたか?

少しはロックな精神がわかっていただけたでしょうか。

日本には、内田裕也さんのようにロックな精神を持って活動をしているミュージシャンが、まだまだたくさんいます。今の日本のロックシーンを知りたければ、「ROCKINON JAPAN(ロッキング・オン・ジャパン)」を読んでみてください。ロックな雑誌を読んで、ロックの日を楽しみましょう。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

放送作家 山﨑恵輔
この記事を書いた人

放送作家 山﨑恵輔

"放送作家/リサーチャー。1993年生まれ。 大学三年生の時に、ワタナベコメディスクール放送作家総合 コースに入学。一年後、株式会社ライターズ・オフィスへ所属。 テレビのリサーチ、ライブ制作などの活動をしている。"

放送作家 山﨑恵輔が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop