5月4日、神奈川県・みなとみらい「KT Zepp Yokohama」にて、アイドルライブフェス「Fang Music Fes #01」が開催された。メインMCは、元SKE48でタレントの須田亜香里と、お笑いコンビ・なすなかにしが務め、ステージには「Luce Twinkle Wink☆」「AKB48 17期研究生」「虹のコンキスタドール」「#ババババンビ」「NGT48」「TEAM SHACHI」「HKT48」の7組が出演した。
また、同フェスで一番輝いていた人を選ぶMVP制度も発表された。MVPにはお食事券5万円分が贈呈されるとのことで、これを聞いた出演者たちは大盛りあがりだった。
そんなフェスのトップバッターは「Luce Twinkle Wink☆」の5人組。アップテンポな『Symphony』でスタートすると、声出しOKなライブだけあって客席からもコールや大声で声援を送る人も多かった。『ターミナル ~僕ら、あるべき場所~』では、激しいダンスを踊り切ると、続く3曲目では『Shiny☆Journey』、ラストはメジャーデビュー楽曲『恋色♡思考回路』で締めくくった。
暗転したステージから飛び出したのは、「AKB48 17期研究生」。OVERTUREが流れるなか『Seventeen』を歌いあげると、間髪入れずに『ラッキーセブン』『ポニーテールとシュシュ』へと続く。ステージMCでそれぞれが自己紹介をしたあとは、4月26日に発売されたばかりの61stシングル『どうしても君が好きだ』より、『あの夏の防波堤』をパフォーマンス。そして往年の名曲『大声ダイヤモンド』『涙サプライズ!』を歌唱した。
そしてここで、MCの須田となすなかにしから、結成1周年を記念して大きなケーキのプレゼントが。これにメンバーの水島美結は涙を見せ「初めてのことがいっぱいで大変なこともあったんですけど、みんなと一緒に頑張れてうれしかったです」と感想を口にした。
3組目の「虹のコンキスタドール」はロックナンバー『戦場の聖バレンタイン』をまずはドロップすると、続けざまに『キミは無邪気な夏の女王』や、『パラダイスな片思い』を披露。ラストは三角形の掛け声が印象的な『トライアングル・ドリーマー』。このパフォーマンスに須田も「熱量が凄かった」と絶賛していた。
4月にメジャーデビューを報告した「#ババババンビ」は、軽快なOVERTUREと共にステージ上に。壇上いっぱいに移動する『ばばばばんびずむ~!』を皮切りに、『なんたって冒険中!』と『とぅまっそ』、『キスしてほしい』を立て続けに披露。赤色担当・岸みゆのコールで、映画『放課後アングラーライフ』の主題歌『ミカンセイ』のほか、『青春ギルティ』『おっとっと』などで魅せていた。
「NGT48」は『Maxとき315号』で幕を開けると、MCを挟んで『シャーベットピンク』に『ナニカガイル』、『みどりと森の運動公園』などを熱唱。メンバーの大塚七海は「今日はコールもすっごく聞こえて、フェスではあまり披露しない曲も披露させていただいてすっごく楽しかった」と笑顔を見せると、最後は『青春時計』で駆け抜けた。
この日出演したグループの中では、最少人数となる「TEAM SHACHI」は、『トリプルセブン』のナンバーでライブを開始。その後は、『Rocket Queen feat.MCU』や『抱きしめてアンセム』を含む全7曲を歌いきった。激しいパフォーマンスの連続に、ステージ終了後のMCタイムでは、須田が「体力どうなってんの!?」と驚愕。なすなかにしの中西茂樹も「ほんと体力がすごい」と驚きを口にしていた。
そして、今回のフェスのトリは「HKT48」。まずはしっとりとしたイントロから始まる『意志』で会場を魅了すると、『突然 Do love me!』と『君のことが好きやけん』『12秒』ではコールの量も次第に増えていった。3分にわたるアンコールの声援を受けると、再びステージに上がった「HKT48」のメンバー達。アンコール楽曲は『早送りカレンダー』で飾った。
そして気になるMVPは、虹のコンキスタドールの山崎夏菜さんに決定。山崎は「自転車にスカートが絡まって死にかけたり、お金貸してくださいって知らない人に追いかけられたり、怒られたりして災難続きだったのでうれしい」と笑みを浮かべていた。