岡田准一さんのかっこよさと面白さが爆発したよ!映画『ザ・ファブル』スペシャルトークイベント

2019/06/13
岸豊

岡田准一さんは、ちょっともうなんだか、ずるいなあと思いました。こんなにかっこよくて面白いって、そりゃあずるいでしょう。 

いきなり何言ってんだって感じですが、俳優の岡田准一さんが、女優の木村文乃さん、モデル・女優の山本美月さんとともに、13日に都内で開催された映画『ザ・ファブル』のスペシャルトークイベントに出席。岡田さんが、かっこいいわ面白いわの大車輪の活躍を見せた現場の模様を詳報します。

南勝久さんによる大人気漫画『ザ・ファブル』(ヤングマガジン)を映像化した本作は、“ファブル(寓話)”の異名で恐れられる主人公の殺し屋(岡田さん)が、仕事を休業して一般社会に溶け込もうとするものの、暴力団の内部抗争に巻き込まれてしまう姿を描きます。

当日は本作がスカッとするエンタメアクションということで、3人が「プロとしてスカッとクリアせよ!究極のミッション2番勝負!」と題した企画に挑戦。1戦目の3択クイズでは、皆さん2ポイントずつ獲得して同率。続いての「お客さんの悩みごとをスカッと解決!」で勝者を決めることとなりました。

保育の勉強をしており、子どもたちの前でのピアノ演奏に緊張してしまうという女性に「緊張の乗り越え方」を聞かれた岡田さんは「自信をもって、子どもたちと遊ぶ気持ちで。完璧を目指そうとしなきゃいいんじゃないですかね。そしてもし困ったら、ミとソの音で、変な顔をすればいいです…やってみますか?…ド・レ・ミ!」と変顔を交えてアドバイス。保育園であることを踏まえ「こうやったら喜んでくれるかなっていう方を大事にした方が…上手く聞かせることは多分、本質じゃない」と持論を展開し、このお題では木村さんと山本さんを退けました。

お次は「ポーカーフェイスで寡黙な仕事仲間と仲良くなりたい」という相談。山本さんは「ずっと笑顔できちんと対応していれば、向こうもいつか心を開いてくれる」と考えを明かし、木村さんは「コーヒーを出しながら『顔、怖いですよ?』って(言う)」とニッコリ(ああ、言われてえなあ!)。これに山本さんは「萌えますね」と頬を緩ませますが、岡田さんは「怖くない!?」と微妙な反応。これに木村さんは「もう絶対やらない」とへそを曲げてしまい、岡田さんは「もう一回やって!」とおねだりして会場を沸かせていました。

すみません。話が逸れました。岡田さんは「興味を持っているっていう、理解者になった方がいいですよね。この人、ここがすごいんだなってことを分かって、たまにそれを伝えるとか」と真面目にアドバイス。おふざけパターンでは「世代のものまねを。意地でもつっこませる」と言い、仕事仲間が40代だと聞くと「中森明菜さんで。絶対できますから。すごい小さい声でしゃべってください(笑)」と提案。実際に小声ものまねを見せていました。お察しの通り、こちらも岡田さんの回答が支持を得ました。

 最後の相談は「お笑い好きな人への面白い告白方法」。岡田さんは「真面目に告白した方がいい(笑)」としつつ、振りを付けながら「好きを変に言うしかない。私あなたのこと、好~き~。好~き~みたいな」と発言。これを受けたカメラマンたちのシャッターの勢いに驚き「写真がすごいな。すごいびっくりした。シャッターチャンスですか!?今の使われるとちょっと恥ずかしい」と笑いながら、何度も「好~き~」ポーズを決めていました。これは、使えってことですよね?使いました。

このお題も岡田さんが評価され、結果として岡田さんが圧勝。木村さんと山本さんは、罰ゲームとして劇中に登場する「ジャッカル富岡」のギャグの物まねをする羽目…ことになりました。岡田さんがほくそ笑み…いや微笑み、会場にヤバめな緊張感が漂う中でトライした二人。映像の方が伝わりやすいですが、木村さんが女性的な柔らかさを交えた可愛らしい動きを見せた一方で、山本さんは直線的でダイナミックな動きを見せました。めちゃツボでした。

 ちなみに、勝者となった岡田さんには、原作者である南さんより直筆の色紙が贈呈されました。でもこれ、誰が勝っても大丈夫なやつだったんじゃないか?野暮なツッコミはさておき、この映画、マジで岡田さんのアクションがすごくてコメディとしても楽しめるので、ぜひ劇場で見てください!

岸豊

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フリーランスのライター/フォトグラファー。1991年生まれ。写真を撮ることが大好きです。Nikon D850、F6、F3を愛用しています。中判も大判も欲しい。 ホームページ→https://www.kyphotography.online/

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