岡田准一さん、映画『ザ・ファブル』の現場を回想「バスローブ入りが多かったんですよ」

2019/05/14
岸豊

俳優の岡田准一さんが13日、都内で開催された主演映画『ザ・ファブル』の完成披露試写会に出席。本作における自身の「脱ぎっぷり」について語りました。

南勝久さんによる大人気漫画『ザ・ファブル』(ヤングマガジン)を映像化した本作の主人公は、“ファブル(寓話)”の異名で恐れられる殺し屋(岡田)。彼は佐藤明として、仕事を休業して一般社会に溶け込もうとするものの、暴力団のイザコザに巻き込まれてしまいます。この日は、共演の木村文乃さん、山本美月さん、福士蒼汰さん、柳楽優弥さん、向井理さん、 安田顕さん、佐藤浩市さん、木村了さん、そして江口カン監督も出席しました。

主演を務め、スタイリッシュなアクションも見せている岡田さんは、本作への出演について「原作も読ませていただいてて、すごく好きな作品だったので、この明という役をやらせていただけるということが、すごくチャレンジでしたし、大きく考えていました」と述懐。そして「とてもエンターテイメントに仕上ががっていると思います。誰もがスカッとできて、楽しく見れるものに仕上がっていると思いますので」と作品の出来に胸を張ります。

その後、MCが岡田さんの「セクシーなシーン」に触れると、岡田さんは「セクシーでしたか(笑)?」と照れ笑い。「分かんないですけど、原作がそういうシーンなので…裸のところですよね?やんなかったらやんなかったで、なんか『あいつやんねえな』みたいな空気になっちゃいます」と言いつつ「原作がやってるから、やっぱり余計なことを言われないで、作品のために、力になるために頑張るのは。やると決めたからには、脱ぎました」とキッパリ。

それでも、恥ずかしいことは恥ずかしかったようで「バスローブ入りが多かったんですよ。僕。それはもう、初めての経験で」と告白。「昔、一作、そういうのをやったことがあるんですけど…。『岡田さん入ります』って言われたら、もうバスローブで(笑)。今回、そういうの多くて」としたうえで、大事な部分を「ドアミラーで隠すみたいな(笑)」シーンがあることも明かし、会場を沸かせました。

これを受けた安田さんは「対峙するとこ、多かったんですけどね。裸の先生と(笑)。対峙する身にもなってみろっていう。常に裸でいらっしゃいましたので、私の時」と、岡田さんとの撮影を回想。岡田さんは「原作は裸族って。裸なんですよね。だからもう、それはしょうがない。やらざるを得ないですよ」と応じていました。

実は私、既にこの映画を見ているんですが、本当にドアミラーのシーンは笑えました。勝新太郎さんの『座頭市』の演出なんかを思い出しましたね。そういったシーンだけじゃなく、岡田さんのアクションもかなりハイレベルです。『ザ・レイド』シリーズとか好きな人は楽しめると思いますよ。女性陣が演じるキャラクターも可愛いので、ぜひぜひ劇場へ足を運んでください!

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岸豊

フリーランスのライター/フォトグラファー。1991年生まれ。写真を撮ることが大好きです。Nikon D850、F6、F3を愛用しています。中判も大判も欲しい。 ホームページ→https://www.kyphotography.online/

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