ビーチの巨大スクリーンで映画体験!石垣島ゆがふ国際映画祭&プレイベント開催決定

2019/11/08
佐藤 勇馬

沖縄・石垣島から世界に向けて映画を発信する「石垣島ゆがふ国際映画祭」が来年11月に開催されることが決定。同映画祭に先立って、今月22日~24日に石垣島のフサキビーチ特設野外スクリーンほか計3会場でプレイベントが行われることが発表された。

幸せや豊年の願いが込められた「ゆがふ」という沖縄の古い言葉を冠した同映画祭は、独自の歴史と文化を築いてきた石垣島の多様性を生かし、世界各地の島文化をつなぐ国際的なイベントとして企画。「Cinema at Sea」をテーマに、作品選定委員が選りすぐった50以上の作品がそろえられる。

八重山に強い愛着を持つ台湾出身の映画監督・黄インイク氏がプログラム・ディレクターを務め、石垣島の魅力である天然ビーチでの野外上映やドキュメンタリー映画のコンペティション、海外講師を招いてのVRワークショップなどを計画。フィジー、サモア、ミクロネシアなどの「太平洋の島々」にフォーカスした作品や実験的な映像、アニメーションなどを揃え、音楽パフォーマンスなどの地域の文化や芸術とともに作品を鑑賞できる。

また、同映画祭に先立って今月22日~24日に石垣島で「2019年プレイベント」を開催する。会場は、400インチの特設スクリーンを備えた「フサキビーチ」に加え、「いしがき島 星ノ海プラネタリウム」と「アートホテル石垣島」の3か所。音楽ドキュメンタリー映画『島々の歌~スモールアイランド・ビッグソング~』の上映および監督夫妻によるトークイベント、出演者であるマダガスカルのミュージシャンのライブパフォーマンスなどを実施する。

※ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『メッセージ』

さらに、地球にやって来た謎の知的生命体との交流を描いたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF映画『メッセージ』や、オランダの自然保護区で生きる動物たちの生と死に密着した『あたらしい野生の地-リワイルディング』、子どもも楽しめるアニメーション作品を集めた『Digicon6 Asia 受賞作品セレクション』も上映される。

プレイベントのスケジュールは以下の通り。

【11月22日】

・ビーチナイト上映『島々の歌~スモールアイランド・ビッグソング~』
会場:フサキビーチ特設野外スクリーン
開場18時、上映19時、定員200名

【11月23日】
・『島々の歌~スモールアイランド・ビッグソング~』トークイベント
出演:ティム・コール監督、黄インイク氏ほか
会場:アートホテル石垣島
開場10時、トーク10時30分、定員24名+こども席

・屋内上映『Digicon6 Asia 受賞作品セレクション』
会場:アートホテル石垣島
開場14時、上映14時30分、定員24名+こども席

・ビーチナイト上映『メッセージ』
会場:フサキビーチ特設野外スクリーン
開場18時30分、上映19時、定員200名

【11月24日】
・屋内上映『あたらしい野生の地-リワイルディング』
会場:いしがき島 星ノ海プラネタリウム
午前:開場10時、上映10時30分、定員38名
午後:開場13時30分、上映14時、定員38名

料金:各プログラム大人500円(税込)
※高校生以下の子どもとアートホテル石垣島のプログラムはすべて無料

公式ホームページ:https://www.cinema-at-sea.com/

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佐藤 勇馬
この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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