多くの女性が涙した『愛の不時着』や『梨泰院クラス』をはじめとする韓国ドラマが日本でも人気です。日本のドラマとどう違うのか、どういうところが人気の秘訣なのかを考えてみました。
韓国ドラマのほうが長い
最近、日本のドラマは1クールで終了してしまうものがほとんどです。10回も行かないうちに終了してしまうものも多く、キャラに親しみを抱く頃に終了してしまい、ロスもあまり深くはありません。
しかし韓国ドラマは『愛の不時着』も『梨泰院クラス』も16回と、日本のドラマよりも長く、その分物語も多くのエピソードを積み重ねていくため、最後には涙が込み上げてくるほどに登場人物に感情移入できるのかもしれません。
韓国ドラマはダイナミック
そして日本のドラマは大抵、どこか一定のシチュエーションの中で、登場人物たちが細かく感情を変化させていく様子を描く作品が多いと感じています。気持ちの繊細な動きにときめきながら成り行きを温かく見守るのが和製ドラマの良さではないでしょうか。
対して韓国ドラマはスケールが大きく『愛の不時着』は国境を超えての展開となりましたし『梨泰院クラス』は主人公がすごいスピードで成長していきます。変化が大きく、その分感情も大きく揺さぶられるのが韓国ドラマの特徴かもしれません。
若手が活躍する恋愛ドラマ
私が最近注目しているのは若手韓流イケメンが出演する青春ドラマです。Netflixではキム・ヨハン出演の『美しかった私たちへ』、Abemaではキム・ミンギュ出演の『マンガな彼氏』がお気に入りです。これから売れるであろう韓国タレントをチェックするのが楽しいのです。
『ELLE JAPON』2021年4月号でも「知れば知るほど楽しめる韓ドラ最新トピックス」という記事が掲載されていて、そこにもたくさんのドラマがおすすめされています。その中でも気になるのは『スタートアップ:夢の扉』。こちらは起業家を目指すヒロインが夢を叶えていく物語。私もチェックしてみましたが、1話の幼少時のエピソードがかなり印象的で、グイグイ引っ張られてしまいそう。また、シングルマザーがヒロインの『椿の花咲く頃』も見逃せない感じ。まだまだ韓国ドラマ人気は続きそうです。