松坂桃李が明かす意外過ぎる暗記法!焼き肉を焼きながらセリフを覚えるらしい

2019/06/05
石井隼人

巨大権力と対峙する女性新聞記者の奮闘を描く衝撃作『新聞記者』(6月28日全国公開)。その完成披露上映会に主演のシム・ウンギョン、松坂桃李、共演の高橋和也、北村有起哉、田中哲司、そして藤井道人監督が出席したゾ。

 

真実に迫ろうともがく若き新聞記者・吉岡エリカ役のウンギョンは「ちゃんとやれるのかどうか、悩んだ時期がありました。でも自分の持っている集中力を出して頑張りました。この映画での経験は貴重で、自分の演技も成長できたと思います」と流暢な日本語で挨拶。

 

撮影は20日間とタイトだったが、内閣情報調査室に勤める若き官僚・杉原拓海役の松坂は「濃厚なスケジュールの中で、全員が一丸となってやりました。役柄的にも、葛藤に揺れるズシンとくるシーンも多くて、メンタル的に気持ちを上げることが難しかった」と熱演を報告した。

この日は、ウンギョンが劇中で演じた若き新聞記者・吉岡エリカになりきって監督・キャストに質問するコーナーを企画。ノートを片手にウンギョンは「どのようにセリフを覚えますか?」と切り込んだ。これに松坂は「焼き肉を焼いたり、何かをしながら」と意外な暗記法を口にし「何かをしながら覚えることで自分に負荷を与えているのかも」と分析。それにウンギョンは驚く一方で「以上ですか?もっとありますか?」とクールだった。

 

また「休日の過ごし方」を聞かれた松坂は「ひたすらテレビを見る。朝はニュース、昼はワイドショーとかアニメとか、夕方のニュースやドラマも見て、ずっとテレビ」とインドアな休日を紹介。同じ質問に田中は「子育てしか思い浮かばない」とすっかりパパの表情で、ウンギョンから「お疲れさまでした!」と労われていた。

さらにウンギョンから「最近泣いたことはありますか?」と切り込まれた松坂は「滅多に泣かない…。それこそ肘を思い切りぶつけて思わず涙が出たとか。凄く痛くて」と涙を流す機会がほとんどない様子。北村が「映画とかでは泣かないの?」と水を向けるも「泣いたことがなくて…。感動はするけれど涙腺が緩むことはない。スイマセン。こういう仕事をしているにも関わらず」とつれない返答。

 

すると今度は松坂からウンギョンに「好きな日本語は?」との質問が。それにウンギョンは「ナウい!」と即答。あまりの古い言葉に一同が驚くと、ウンギョンは松坂に向かって「今日はナウいですね!」とすかさず使用し、松坂は「大変光栄です」と嬉しそうに照れていた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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