いよいよ3月25日にプロ野球が開幕します。なにかと暗いニュースが多い今季の球界。ぜひともスーパープレーを連発して私達を魅了して欲しいものです。選手のなかには、プレー以外に個性的なキャラクターで、我々を楽しませてくれる選手もいます。
そこで、野球に興味の無い方でも明日から野球が見たくなる、プレーもすごいがキャラクターも個性的(良い意味で!!)という現役選手を天然炸裂のエピソードとともに紹介します。
ソフトバンクは天然(?)選手の宝庫!
【松田宣浩選手】衝撃の治療法
まずは2015年、日本一に大きく貢献した松田選手。プレーだけではなく、明るいキャラクターでチームを引っ張るリーダー的存在です。
彼があるシーズン、右手を骨折。その治療のため酸素カプセルを勧められたそう。酸素カプセルといえば内部に全身で入るものですが、松田選手は、何を思ったのか…
患部である“右手”だけを突っ込んでいたんだとか…
それが功を奏したかはわかりませんが、去年はキャリアハイの35本塁打をマークしています。
トリプルスリーの【柳田悠岐選手】
去年は打率3割、ホームラン30本、30盗塁のトリプルスリーの快挙を達成し、パ・リーグMVPにも選出された柳田選手。そんな偉業を成し遂げた選手もなかなか個性的な人物。
まず、入団会見の際、背番号が44(現在は9)に決まりその印象を聞かれると…
「獅子舞ですか」
百歩譲って『獅子(44)』は理解できますが、『舞』はどうして?となる珍回答。また、とあるシーズンオフ、テレビ番組でゴルフをやることになったところ、コースを見て一言。
「ゴールどこっすか?」
また、とあるインタビューで座右の銘を聞かれた柳田選手は、間髪入れず
「プロテイン!」
もはやよくわかりません……
生けるレジェンド オリックスの糸井嘉男選手
ダルビッシュ投手も絶賛する高い身体能力を持ち、メジャーのスカウトも目をつけるスーパープレーヤー・糸井選手。一方で、現役選手ながら『伝説』として語られるエピソードは衝撃的なものばかり。
球団との契約更改の際、ポケットからハンコを出そうとしたら
“リップクリーム”だった。
とか。WBCに出場し海外での連戦を終え帰国した時には、所属球団の監督が体調を心配し「時差ボケは大丈夫か?」と聞くと
「そういうのは向こうが合わすものなのでありえないです」
……
地球が糸井選手に合わせる…と?
さらに、チームのキャプテンに指名された糸井選手に、記者が「キャプテンマークの重みはどうですか?」と聞くと、ユニホームに縫い付けられているCのマ-クを見ながら、
「結構、軽い素材です」
そんな糸井選手の七夕のイベントで短冊に書いた願い事は、
“頭がもっとよくなりますように”
球史に名を残すであろう3選手の個性的なエピソードはいかがだったでしょうか。天然と置き換えてしまうと身も蓋もないですが、天才が故の独特の世界観と解釈すればリスペクトできます。こんな魅力的な選手がたくさんいるのがプロ野球なのです。今年も色々と楽しみです!