木村佳乃も興味津々。デューク更家が手がけた「怒らない体操」で、怒りの感情をコントロール!!

2017/06/07
Shoichi Sato

 

特に渋谷駅を行き交う人々は、ほとんどの人が「怒り」の感情を抱いているのではないでしょうか。歩きスマホでぶつかったり、無秩序な渋滞でスムーズな乗り換えができなかったり。

 

 

今月5日、そんな人混みを掻き分けて渋谷ヒカリエに到着。ここで行われたのは、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会考案「怒らない体操」公開記念イベントです。

 

アンガーマネジメントとは、「怒り」の感情と上手に付き合うための心理トレーニング。この普及を目指す日本アンガーマネジメント協会が、「デュークズウォーク」でお馴染みのウォーキングトレーナー、デューク更家氏と共同開発したのが「怒らない体操」です。

 

コミカルな動きで「怒り」にサヨナラ「怒らない体操」

「怒らない体操」は約3分のごく簡単なメソッド。「デトックスウォーク」「シャワーウォーク」「背中タップウォーク」「ブレスウォーク(短息)」「ブレスウォーク(長息)」「お願いスパッ」「ポン・シュ」「心と身体のバランス」の全8種からなる“身体を動かすアンガーマネジメント”です。

 

 

ご覧の通り、コミカルな動きが印象的ですが、デューク更家氏は「イメージを大切にした。無理やりでも笑って身体を動かすと、怒りも抜けてくる」と話しています。

 

同協会の安藤俊介代表理事も「メンタルと身体を使って怒りをコントロールしようとするのは理想的。ぜひこの体操を広めていきたい」と語りました。

 

2児の母で女優の木村佳乃を交えたトークショー

トークショーでは安藤代表理事、デューク更家氏のほか女優の木村佳乃さんが登壇しました。

 

木村さんはアンガーマネジメントの存在を友人から聞き、テレビでも「学びたい」と宣言していたほど。「怒らない体操」の実演を目の前で見た木村さんは「声を出すところが面白い。気持ちもスッキリしそう」と述べていました。

 

 

また、2人の娘を持つ木村さんは「自分が怒っている状態で娘に何かを言っても伝わらない。内面から成長したい」と悩みを打ち明けます。

 

対して安藤代表理事は「怒ることは何かを守る行為。怒らないというのは何も守っていないので、怒る事自体は悪いことではない」とし「怒りの感情は伝染していくので、それに気をつけることが大事」と回答していました。

 

木村さんは安藤代表理事の言葉に何度も頷き「感情を閉じ込めることが正しいわけではないことを知ることができて、とても勉強になった。これを機にもっと素敵な女性になりたい」と決意を新たにしていました。

 

また、デューク更家氏は「『怒らない体操』は誰にでも気軽にできる。人の生活の中に取り入れて習慣化し、いずれラジオ体操に取って代わる体操にしていきたい」と野望を話しました。

 

※左からデューク更家氏、木村佳乃さん、安藤代表理事

 

「怒られたい著名人」マツコ。デラックスが3連覇!

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会によると、怒りの感情のピークは6秒だそう。この間、ぐっと我慢することができれば次第に薄れていくとのことです。

 

同協会は、6月6日をその6秒と「ムカムカ」の語呂合わせからアンガーマネジメントの日に制定。日本記念日協会からも記念日として正式認定されています。記念日に合わせて同協会から発表されたのが、全国1,000人を調査対象とした「怒り」のビッグデータです。

 

「怒られたい著名人」は3年連続でマツコ・デラックスさん。テレビ朝日で放映されていた「マツコ&有吉の怒り新党」や日本テレビ深夜の人気バラエティ「月曜から夜ふかし」などで、一見辛口ですがフラットな目線で意見を述べていますね。「マツコさんなら怒られても納得できる」といった意見が多かったようです。

 

生きていれば必ず「怒り」を覚えることはたくさんあります。そんな時は6秒我慢して、身体を動かすこと。そしてマツコさんのように、男性も女性も超越した、フラットな感情で納得することが大事かもしれません。

 

 

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Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

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