フォトグラファーゆりあ氏の個展『ふともも写真の世界展』が、2016年4月22日 (金) 〜 5月15日 (日)まで台東区浅草橋で開催されている。今回の個展は、昨年7月に開催され10日で2,500人を動員した『曖昧☆ふともも写真館』の第2弾で「“館”から“世界”へ」をテーマに、未公開の作品を含む500点以上が展示された。
1,000脚以上の“ふともも”に囲まれに会場へ
『ふとももの世界展』は、前回の『曖昧☆ふともも写真館』よりも、空間を意識して展示。メイン展示をより広く見渡せるように構成され小部屋も天井まで含めて利用するなど、視覚的な効果を考えた配置になっている。
前回までの“ふともも”モデル以外に、昨年末からWebサイトで新しくモデルの募集。応募があった新規“ふともも”達も加わっており、より濃厚な世界が展開されていた。
女性ウケも良い“ふともも”展
取材時は、たまたま男性が多めの会場だったが、意外に女性一人やグループで観に来る人が多いそうだ。
昨年の個展『曖昧☆ふともも写真館』では、ゆりあ氏が在廊する日に、女性希望者限定で“ふともも”を撮影。その場でプリントして掲示する企画を行い89名の方が参加し盛況だった。ちなみに、今回の『ふともも写真の世界展』では5月4日(水)限定で、『ふともも温泉』と題し足湯を計画している。
一人として同じものは無い“ふともも”の曲線や質感
そもそも、ゆりあ氏が“ふともも撮影”に目覚めたきっかけは2011年に知人の女性を撮影した時。今でもその時の写真は名刺などに使用しているそうだ。
「女性のふとももの曲線や質感が好きで撮り続けた結果が、昨年の『曖昧ふともも写真館』、ひいては今回の『ふともも写真の世界展』に繋がっています。」と話す。10代~20代の女性のふとももがメインのようで、男性や高齢者、熟女などの“ふともも”を撮る予定は、今のところないそうだ。
そんな、ゆりあ氏の好きな“ふともも”の有名人は、乃木坂46の橋本奈々未さんだそう。
また、昨年の個展開催以来、東京以外での開催を望まれる声も多く、機会があれば東京以外での展示もやってみたいとのことだ。
「撮影中は良い写真を撮りたいということに集中していますし、撮影後も特にエロス/アート/フェティシズムといった事は考えません。私は私が良いと思う写真を出すだけで、あとは見る方が自由に受け取ってくだされば良いと思っています」と、ゆりあ氏。
1000脚もの“ふともも”を鑑賞する機会など、そうあるわけでもなくエロスとアートの境目とは何?などと考えに耽るも良し、ただ、ただ圧倒されるのも良し。それぞれの楽しみ方があるようだ。
会場の外で、来場者に話を聞いたところ、なかには「特に“ふともも”フェチじゃないんですが、俺的には自分の“好み”が分りました!」といったコメントも。1000脚以上の“ふともも”に囲まれて思わぬ発見をした人もいるようだ。
『ふともも写真の世界展』
http://www.tgs.jp.net/girlsart2.html
【開催日時】2016年4月22日 (金) 〜 5月15日 (日) 11:00~19:00
【会 場】TODAYS GALLERY STUDIO ※東京都台東区浅草橋5-27-6 5F
【入 場 料】500円 / 3歳以下は入場無料
【休 館 日】毎週月曜日※ただし5月2日(月)は開館 ※振替の休館日はございません
【主 催】株式会社BACON / 03-5809-3917