最近はメールのやりとりが増え、電話で交渉する機会も減ってきました。
しかし、いざという時に効果的なのは対面でのコミュニケーション。特にここぞという時のプレゼンではトーク力がキモになります。
そこで今回は、新年度を迎える前にトーク力を上げて説得力を持たせるプレゼンの極意をご紹介します。
1、専門用語をわかりやすい例えで言い換える
セントラル・アーカンソー大学臨床心理学者のビリー・スミスによれば、ボキャブラリーとIQは比例するという研究結果が出ています。
つまり、わかりやすい話をする人ほどIQが高いと言えるのです。
実際にわかりやすい例えで言い換えてプレゼンできると、理解しやすいうえに知的な印象を与えることができ、プレゼンの説得力が増すでしょう。
2、肯定より否定または部分否定をする
実は、権威性のある人ほど主張を受け入れない傾向があります。
そのため質疑応答などでは簡単に肯定するのではなく、できれば否定した方が貫録が出ます。否定できない場合は「確かに~~な部分があります。しかし、こうした部分では~~なのです」などと部分否定をするのがオススメです。
3、あまり知られていない格言やことわざを使う
ことわざを使うと知的に見せることができます。
また、実在しないことわざでもそれっぽいことわざであれば通用するので、結果として信頼性が増すと言われています。
プレゼンで1回はことわざを使用すると良いでしょう。
4、得意分野に話題をスライドする
得意分野の話であれば自信もありますし、流暢に話せてプレゼンがスムーズになります。
さらに異分野との共通点を提示できると、あなたの知性を感じさせることができます。
5、質問されたら大声で即答する
自信がある人2.39秒、自信がない人3.16秒で回答するそうです。
自信ある人ほど大声で即答する傾向があるので、そうした方が貫録を出すことができるでしょう。
6、繋ぎ文句で沈黙を無くす
沈黙がありすぎると不信感を与えてしまいます。繋ぎ文句を活用して沈黙を埋めるようにしましょう。
大きい声で、早く、休まずにプレゼンするのがオススメです。
ただし、大事な部分では一呼吸おいて注目を集めることも大切です。