東京に名湯!?銭湯激戦区大田区の蒲田温泉に行ってきた!

2023/03/17
桃倉もも

日々の疲れを癒すため、家のお風呂もいいですが温泉に入って心底癒されたいと思う人は多いのではないでしょうか。温泉に入るには箱根や熱海、草津と少し遠出しなければならないイメージもありますが、実は都内にも気軽に入れる天然温泉があります。今回は都内屈指の銭湯激戦区である大田区の蒲田温泉を紹介します。

知られざる銭湯激戦区大田区 

大田区は都内で最多の銭湯数を誇ります。街を歩けば「〇〇銭湯」「〇〇温泉」というのれんを頻繁に見かけます。大田区が銭湯特区になった一説として、周辺にお風呂のない住居が残っていることや高齢者たちの憩いの場として他の区よりも銭湯の需要が高いことがあげられます。

また、大田区などの臨海部周辺では炎褐色や黒褐色の「黒湯」と呼べれる温泉が湧き出ており、銭湯だけでなく都内で唯一、温泉地さながら天然温泉も楽しめます。たくさん紹介したい銭湯や温泉がありますが、ここでは筆者おすすめの「黒湯」が楽しめる蒲田温泉について紹介します。

大田区民の憩いの場の蒲田温泉


(蒲田温泉公式twitterより)

蒲田駅から徒歩10分ほどのところにある「蒲田温泉」。蒲田温泉は昭和12年からこの地で営業しており、老若男女問わず地域の人に親しまれています。店前の看板に温泉と掲げるだけあって、ここの湯は正真正銘の天然温泉です。蒲田周辺に湧き出る温泉は「黒湯」と呼ばれ、色は炎・茶褐色、白いタオルをお湯につけると色映りしてしまうほどの濃さ。

黒湯にはミネラルを多く含むフミン酸が多く含まれ、神経痛や筋肉痛、美容効果もあるとされています。蒲田温泉の黒湯には低音湯と高温湯があり、高温湯はかなり熱めに設定されているので熱いのが苦手な人は注意してください。

(蒲田温泉公式ホームページより)

1階には温泉、2階には大広間があり蒲田温泉名物「釜飯」が楽しめます。お釜で炊かれたご飯は絶品です。ご飯はお茶碗2.5杯分ほどあるので男性でも食べ応えがあります。釜飯はお釜でお米を炊いているので出来上がりまでに2~30分ほど時間がかかります。温泉から出た後すぐに食べたい人は事前に頼んでおくといいでしょう。

蒲田温泉オリジナルグッズも店頭では販売されています。温泉好きには人気の商品ですぐに売り切れてしまうのだとか。オリジナルグッズ以外にも、洗顔や化粧水、パックなどのアメニティも充実しています。女性も気軽に手ぶらで立ち寄れます。

蒲田温泉では定期的にイベントも開催されています。去年の大晦日には、紅白に出演した歌手「純烈」がNHKホールと中継を結び蒲田温泉で生歌を披露しました。温泉もいいですが、蒲田温泉で地域の住民と交流を深めてみてはどうでしょう。

(蒲田温泉公式twitterより)

蒲田温泉公式HP:http://kamataonsen.on.coocan.jp/

蒲田温泉公式Twitter:@kamataonsen12

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桃倉もも

中央大学卒。複数のメディアでライター経験あり。現在は不動産系メディアで投資を学んでます。

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