森永製菓株式会社は、アイスミルク「チョコモナカジャンボ」のインバウンド需要を狙ったプロモーションとして3月16日(土)・17日(日)に東京・浅草寺にて大型サンプリングイベント「CHOCO MONAKA JUMBO Tasting Event」を開催。
同サンプリングイベントは、2日間合計で20,000個のチョコモナカジャンボを無償配布するという内容となっている。浅草寺の宝蔵門でサンプリングイベントが開催されるのは今回が初。
インバウンド需要の高まりを受け、同社が改めて訪日外国人の同商品に対する認知度を調査(ナビタイム調査・94 名)したところ、食べたことがある訪日外国人は約 28.7%と少数派だったため、日本でしか食べられないチョコモナカジャンボを訪日中に一度でも味わってもらうために、このサンプリングイベントが実施された。
16日(土)、サンプリングイベントは浅草寺 宝蔵門前で実施された。午前中から日差しが強く照っていて、上着もいらないような陽気の浅草。雷門から浅草寺宝まで続く伝法院通りや宝蔵門付近は、多くの参拝客で賑わっていた。
チョコモナカジャンボの無償配布は、午前10時30分頃から始まり、配り始める前から特製の法被を着用したスタッフの周りに人だかりができていた。そして、配り始めると絶え間なく通りがかる人たちがチョコモナカジャンボを受け取っていく。
老若男女問わず、そして人種や国籍に関わらず多くの人がチョコモナカジャンボを受け取り、近くの空いたスペースで味わっていた。今回配布されたチョコモナカジャンボは工場直送ということで、製造されてからの日が浅くもっとも美味しく食べられる状態とのこと。また、チョコモナカジャンボは国内限定の販売ということなので、今回の配布で初めて口にした外国人観光客も多いだろう。
土日に合わせて20,000個の配布なので、16日(土)の分は10,000個。開始から30分後の11時頃には残り約4,000個になり、そして開始から90分後の12時頃にはチョコモナカジャンボを全て配布完了となった。
森永の今回のインバウンド施策はほかにもあり、日本へ向かう国際線機内や空港にて忍者が日本独自のアイスであるチョコモナカジャンボが動画で紹介されている。
動画では、チョコモナカジャンボが「日本に伝わる伝統菓子『モナカ』をアイスにしたもの」という外国人にも分かりやすい形で紹介されている。音を立てずに忍び寄る忍者でさえもチョコモナカジャンボを食べると“PARI!PARI!”と音がしてしまうという内容で、パリパリとしたモナカの特徴である食感を表現している。