1月22日、株式会社カカクコムが運営する「食べログ」は、ユーザーの投票により日本が誇るおいしいお店を選出する「The Tabelog Award 2024」を発表。同日、都内にて4年ぶりのオフライン開催となる授賞式が開催された。
バーナード・ショーの名言「食べ物に対する愛より誠実な愛はない」を用いたセリフを語りかけながら、俳優の石黒健がレッドカーペットを歩いて登壇し、授賞式がスタート。授賞式の司会は、石黒とフリーアナウンサーの笹川友里、プレゼンターはダチョウ倶楽部の寺門ジモンとフードコラムニストの門上武司が務めた。
冒頭、カカクコム取締役副社長執行役員の村上敦浩は、「今年は456店舗を選出させていただきましたが、食べログの掲載店舗数は85万店ありますので、今回選ばれたのはまさにトップオブトップのレストランだと感じております。日本のすばらしいお店をもっと多くの方に知っていただきたい。そして、すばらしいお店が日々進化していることを知ってもらいたい思いで運営しています。本開催をモチベーションに日本の食文化を盛り上げていければ本望です」と挨拶。
また、「Best Regional Restaurants」の表彰においてプレゼンターを務めた寺門は、芸能界有数の美食家。登壇すると、「いや、本当に嬉しいです。芸能界より知り合いが多いんだから」と笑いを誘い、つづけて「特に地方に最近はいっぱい行っておいしいものを食べてるので。地方の料理人にも頑張ってほしい。地方が頑張れば東京も上がるし、お互いにライバル心で」と激励の言葉を贈った。
今年は「おいしいを、讃えよう。」をキャッチコピーにノミネートされた中から、ユーザー投票により「Gold」「Silver」「Bronze」の各賞と、部門賞として「Best New Entry」「Best Regional Restaurants」「Chefs’Gold」を決定。
最高評価として、この国のどこにあったとしても生涯通い続けたい店の「Gold」は35店、匠の技に出会える店の「Silver」は101店、押さえておくべき名店「Bronze」は320店となり、部門賞として、今、食べログユーザーから注目されている初ノミネート店「Best New Entry」は10店、訪れる価値がある「Best Regional Restaurants」は東日本・西日本から各1店、シェフが選ぶ、今「おいしいと思うお店」の「Chefs’Gold」は11店が選ばれた。
「Gold」と「Best New Entry」受賞店は以下の通り。
■「Gold」受賞店
蒼(東京都/イノベーティブ)
アカ(東京都/スペイン料理)
飯田(京都府/日本料理)
温石(静岡県/日本料理)
かさ原(東京都/焼鳥・鳥料理)
片折(石川県/日本料理)
カンテサンス(東京都/フレンチ)
銀座 しのはら(東京都/日本料理)
グルマンディーズ(東京都/フレンチ)
茶禅華(東京都/中華料理)
新ばし 星野(東京都/日本料理)
鮨 あらい(東京都/寿司)
鮨 一幸(北海道/寿司)
鮨 さいとう(東京都/寿司)
鮨 さかい(福岡県/寿司)
鮨 三心(大阪府/寿司)
鮨 なんば(東京都/寿司)
勢麟(静岡県/日本料理)
啐啄 つか本(京都府/日本料理)
たきや(東京都/天ぷら)
近松(福岡県/寿司)
天寿し京町店(福岡県/寿司)
道人(京都府/日本料理)
成生(静岡県/天ぷら)
日本橋蛎殻町 すぎた(東京都/寿司)
日本料理 晴山(東京都/日本料理)
仁修樓(京都府/中華料理)
東麻布 天本(東京都/寿司)
プレゼンテ スギ(千葉県/イノベーティブ)
ペレグリーノ(東京都/イタリアン)
まき村(東京都/日本料理)
松川(東京都/日本料理)
三谷(東京都/寿司)
柚木元(長野県/日本料理)
レヴォ(富山県/イノベーティブ)
■「Best New Entry」受賞店
かさ原(東京都/燒鳥・鳥料理)
銀座 きた川(東京都/日本料理)
三和(東京都/イタリアン)
すし 良月(東京都/寿司)
すし 宮川(北海道/寿司)
TSUSHIMI(山梨県/フレンチ)
バルコ フィエラ(北海道/イタリアン)
美会(東京都/イノベーティブ)
廣澤(京都府/中華料理)
ラ・カーサ・ディ・テッオ オオタ(長野県/イタリアン)