大型連休で楽しく過ごした後は、鋭気を養い仕事に頑張るぞ!と言いたいところですが、結構お出かけで体も疲れていたり、楽しさを引きずったりと、なかなかテンションが上がらないことがあるかもしれません!
そこで、ゴールデンウィーク明けにテンションが下がっても大丈夫!やる気の出るツボを、千葉県でリラクゼーション施設を営むマッサージ師のKさんにお聞きしてきました。
頭がすっきりするツボ 「風府(ふうふ)」
場所:背骨をまっすぐ上へあがり、後頭部の窪みにある髪の生え際と後頭部の一番高いところの中間点あたりにあり、脳の玄関とも言われています。
方法:頭全体を両手で抑え、左右の親指を重ねて気持ちが良いと思う強さで5秒ほど抑えます。5回~10回ほど繰り返してみてください。
パソコンや仕事の疲れから頭がぼーっとしている時に行うと、頭がすっきりします。物忘れに効果的だとされています。押し時に“気持ちいい”より“痛い”と感じたら疲れているサインです。無理せず早めに休息を取ることをオススメします。
脳に刺激が伝わりやすいツボ 「合谷(ごうこく)」
場所:合谷は、親指と人差し指の間の付け根の骨がちょうど交わる手前のくぼみに位置。
方法:親指を使い押す、またはまわすようにしてもいいでのですが、痛みを感じるような強さは避けてください。気持ちが良い程度に5秒ほどを1回として3~5セット程度繰り返してみてください。
合谷(ごうこく)を刺激すると脳内に「エンドルフィン」というモルヒネの様な物質が大量分泌されると言われていることもあり、脳が感じる痛みを緩和するとされています。さらに血流も良くなるとされているので、脳をシャキッとさせるのに良きツボです。
気合が入るツボ 「気海(きかい)」
場所:おヘソの下、約指幅1本半分のところに位置。
方法:両手の人差し指と中指の腹を添え重ねてあて、ゆっくりジンワリ押し込みます。飲食後は30分経ってから、妊娠中の人は避けてください。
気海には体中を駆け巡っている気が集まるといわれているので、このツボを刺激すると体を元気にするといわれています。全身のエネルギー代謝がよくなるので、まさにやる気スイッチですね。
眠気覚ましのツボ 「攅竹(さんちく)」
場所:両眉の内側のくぼみにあるツボ。
方法:両手の親指の腹で左右同時に垂直に押します。5秒ぐらいずつ10回ほど、ゆっくりと力をいれて。
目が覚めるツボは勿論、現代人の持病とも言うべき、テレビやパソコン、携帯電話やスマートフォンやタブレット端末などで酷使した疲れ目にも効果的です。
ポイントは強く押しすぎないこと。つい気持ちがよくてどんどん強く押してしまいたくなることもあるかもしれんせんが、かえって筋肉や神経を痛めたりすることもありますのでほどほどに。