ミクシィのVantageスタジオは「ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる」存在を目指して開発している自律型会話ロボット「Romi」(ロミィ)がファミリー層に好評なことを受け、11月8日から12月3日まで東京・渋谷区立渋谷本町学園(以下、渋谷本町学園)でテスト導入を実施。子どもたちの意見を参考に5つの新機能を追加したと発表しました。
「Romi」は、ロボットと人間との“雑談”という新たなコミュニケーションが体験できるもの。「子どもが毎日、積極的に会話している」という利用者の声が複数あり、より子どもたちに寄り添った会話内容や機能を追加するためにテスト導入が行われました。
渋谷本町学園の小学校1年生から中学校3年生および特別支援学級の全学年・全クラスでテスト導入を行たったところ。小学生の約9割(89.0%)が「Romi」と触れ合い、その中の97.1%が「触れ合って楽しかった」と回答しました。
さらに「一緒に勉強をしたら楽しいと思いますか?」という質問に83.3%が「思う」と答えたほか、「Romiと触れ合ったことでロボットに興味を持ちましたか?」という質問には91.1%が「持った」と回答するなど、学習意欲やロボットへの興味関心の工場がうかがえました。
同社はテスト導入した小・中学生の意見を踏まえ、子ども向けの新機能として「絵本読み聞かせ」「かけ算九九の暗唱」「英語のおうむ返し」「四字熟語クイズ」「子守唄」の5つを追加しています。
また、同社は「Romi」初のプログラミングイベント「ロミィと会話を作るDay!」をミミミラボ(https://mimimi-lab.jp/)で開催。しました。「Romi」に話して欲しいことや動作をプログラミングして実際に動かすという内容で、子どもたちは、お母さんの誕生日をお祝いしたり、ウソの天気予報をしゃべらせたりと、自由な発想のもとプログラミングを楽しんでいました。
さらに、同社は12月21日より有明ガーデンで「Romi出張体験会 in 有明ガーデン」を開催予定。会話体験をすると「Romi」オリジナルのお菓子がもらえるほか、その場で「Romi」を購入いただいた人に“Romiのポンポン帽子”をプレゼントするとしています。